アニメーションは不要!ばっさりアニメーションを無くしたら、パワーポイントが3倍わかりやすくなるよ!

パワーポイントのアニメーションのメリット・デメリットは表裏一体



 

当ブログでは、ビジネスシーンで作成する資料で“誰でも・手軽に使える”レイアウトノウハウ・テクニックをお伝えしています。

今回はPowerPointのアニメーションのメリット・デメリット、「アニメーションって必要なのか?」について、整理してみました。

日頃パワーポイント資料を作ることが多い方、プレゼン機会の多い方の参考になれば幸いです。

<この記事で学べること>

  1. パワーポイントのアニメーションのメリット・デメリット
  2. 「アニメーションが必要かどうか」について

そもそもアニメーションって、必要?

dummy
トリジ先生

今回からPowerPoint特有の要素「アニメーション」について考えていきましょう。さて早速ですが、アニメーションって普段使ってますか?

dummy
神楽くん

もちろん!めっちゃ使ってます!動きがあった方が派手で目立つでしょ?(๑˃̵ᴗ˂̵)

dummy
トリジ先生

確かに目立ちますよね~。まぁそこが問題でもあるんですが(ボソッ)

dummy
神楽くん

…えっ?なんか今気になると発言があったような(;•̀ω•́)

dummy
トリジ先生

いえいえ、お気になさらず。もう1つ質問。使うアニメーションはどんな動きをするものを入れてますか?

dummy
神楽くん

そりゃもう、ド派手にぐわんぐわん動き回るやつですよ!その方がPowerPoint使ってプレゼンしてる「ドヤ感」が出るでしょ?(๑• ̀д•́ )✧ドヤッ

dummy
トリジ先生

ですよねwww 期待通りの回答ありがとうございますwww

dummy
神楽くん

え~ちょっとちょっと!さっきから気になるコメントが続いてますよヾ(*`Д´*)ノ
何かマズイところあるんですか?

dummy
トリジ先生

すみません、あまりにも回答が願ってもない展開になったので笑。では、まずPowerPointのアニメーションの「大前提」について考えていきましょう。それによって、もしかしたらアニメーションについての見方が変わってくるかもしれませんよ!

アニメーションのメリット・デメリット

大前提として、まずそもそものアニメーションの「メリット・デメリット」を確認しておきましょう。

メリットは何となくイメージできるかと思いますが、デメリットについては今まで意外と意識してなかった!というケースも多いので、ぜひこの機会に整理してみてくださいね。

メリット

アニメーションのメリットとしては、主に以下の3つが挙げられます。

■アニメーションのメリット

  1. 伝えたいことを、より強調できる
  2. メリハリがつけられる
  3. 情報を後出しできる

アニメーションを入れることで、平面的なPowerPointに動きが出て、聴衆の皆さんに対して強い印象を残すことができるため、「ここが重要!」という箇所をより強調することができます。また、単調になりがちなプレゼンも動きが入ることでメリハリがつけられますね。

あと、プレゼンの最中に「ここの情報は後から説明したいな」というものがあった場合、そこにアニメーションを入れておくことで“最初は隠しておく”(=情報を後出しする)こともできるので、この辺りも大きなメリットと言えるでしょう。

dummy
トリジ先生

これらは紙の資料などでは決して得られない、PowerPoint特有のメリットです。

デメリット

アニメーションのデメリットとしては、主に以下の4つが挙げられます。

■アニメーションのデメリット

  1. 気が散ることがある
  2. プレゼンの進行に時間がかかる(テンポが悪くなる)
  3. 印刷時に文字等が隠れることがある
  4. 内容の先読みがしづらくなる

特に①・④は重要です。

①の「気が散ることがある」というのは、どうしても人間は動いているものには反応してしまうため、急に動きが入ってくると聴衆の方々が集中を欠いてしまうことが起こりがちです。特にPowerPointのアニメーションの動きは派手で非常に目立つものが多いですからね。

それによってプレゼンの内容が頭に入ってこない、聞く気もだんだんなくなってきて途中で飽きられてしまう。こんなことが起こることもあるので、これはデメリットになります。

また④の「内容の先読みがしづらくなる」のも結構大きなデメリット。人間はモノの理解に「先読み・推測」の力を利用しています(無意識のうちに「今後の話の展開」を予測する)。推測したことと、実際の話の内容が一致すると、脳の理解が飛躍的に進むわけですね。

しかしアニメーションを使うと、その部分は全部隠されてしまいます(アニメーションが入っている部分が最初表示されない)。そうすると、聴衆の方々は「その先何が話されるのか」の推測が難しくなります

PowerPoint,プレゼン,アニメーション,ポイント,推測,わからない

アニメーションが入っていなければ、話していない箇所も全部表示されるので、「この後プレゼンターが何を話すのか」がなんとなく推測でき、その後の話の内容が理解しやすくなりますが、アニメーションが入ってるとその「推測」がしにくい。

発表者が話したことをその瞬間瞬間に聞いて理解していかなければならなくなるので、これだと脳に負担がかかります。

dummy
神楽くん

た、確かに(;•̀ω•́)
メリットだけじゃなく、こんなデメリットもあったなんで、知りませんでした。。

アニメーションのメリット・デメリットは“表裏一体”

以上の通りアニメーションのメリット・デメリットを整理すると、1つ気がつくことがあるのではないでしょうか。それは、アニメーションのメリットとデメリットは「表裏一体」であるということです。

例えば、動きが入ることで「伝えたいところを強調できる」というメリットは、動きが入ることで「気が散りやすくなる」というデメリットと、相反することのように聞こえませんか?

他にも「情報を隠しておいて、後出しで見せられる」というメリットも、これは一歩間違ったら「推測がしづらくなる」というデメリットにもなってしまいます。

パワーポイントのアニメーションのメリット・デメリットは表裏一体

実際にそうなんですよね笑。つまり、どっちもあり得るということ。

アニメーションを入れることは、ある種「諸刃の剣」。いい面もあれば、悪い影響が出ることもあり得る、ということなので、その点は必ず意識しておかなければいけません。

東京,神楽坂,東京note,グルメ

原則として、アニメーションは使わない

dummy
トリジ先生

そこで、私が大前提としておすすめしていることは、「原則アニメーションは使わない」ということです。色々と世の中的には異論はあると思いますが、私は「使わない派」を推しますw

dummy
神楽くん

使わないんですか!…ただ確かに先ほどのデメリットを考えると、その方がいいのかもしれませんね(´ㅂ`;)

確かにアニメーションはプレゼン資料でしか使えない機能ではあるので、使いたくなる気もわかります。ドヤ感も出ますしね笑。

ただ、資料において一番大切なのは「相手に内容を伝えること」。正直アニメーションを使わなくたって、内容をきちんと伝えることはできるはずです。むしろ、使ったことによるデメリットの方が気になる。

もちろん、より演出色が強いプレゼンであれば、アニメーションも時には必要なケースも出てくると思いますが、よりわかりやすさを大事にしたいプレゼンなどであれば、無理にアニメーション使う必要はないと考えます。

そのため、大前提として「アニメーションは使わない」というのを当ブログではオススメしています。

 

まとめ:色々使いたくても、PowerPointではむやみに使わない

dummy
トリジ先生

アニメーションはデメリット面を意識しましょう。むやみやたらに使うのはNGですよ。

今回はアニメーションのお話でしたが、こういったPowerPoint特有のものって、確かについ使いたくなるんですよね笑。ただ、やっぱりちゃんと考えなきゃいけないのは「聴衆の皆さんが内容を理解するにあたって、それが本当に大切なことなのか」ということ。

アニメーションに限らず、とにかくPowerPointでは余計なものは省く!これがポイントです。なので、アニメーションもなくても十分伝わるなら、入れる必要は全くないと思います。シンプル・スッキリ作って、内容面を高く評価してもらえるようなPowerPointに仕上げていきたいですね!

↓↓↓その他、パワポのアニメーションに関する記事は、こちらもご参考ください↓↓↓

PowerPoint,プレゼン,アニメーション,ポイント,わかりやすい,見せ方

アニメーションはここで使う!パワーポイントのアニメーションが効果を発揮する場面を解説!

2018.10.24
dummy
トリジ先生

あと、パワーポイント資料の作り方・デザインで困ったときは、以下の本もおすすめです。デザイン初級者の方向けに、ビジュアルでわかりやすく体系的にまとめられていますよ。

dummy
神楽くん

プレゼン資料で使いやすい画像素材が欲しいときは、下のフリー素材サイトも便利ですよ! メアド登録するだけで無料で使えちゃいます!

◎ここから登録できます⇒無料写真素材なら【写真AC】
(リンク先右上の「ダウンロード会員登録(無料)」をクリックすればOK!)

当ブログ「ビズデザ(旧「Are you Designer? No, I'm...」)の中の人が、ついにYouTubeチャンネル『ビズデザ』を開設し、パワポの作り方をはじめとしたデザインノウハウの共有を始めました!


◆YouTubeチャンネル『ビズデザ』

ノンデザイナー・デザインビギナーである一般のビジネスパーソンの方々が、日頃のお仕事の中で使える『誰でも簡単にできるデザインのノウハウ・セオリー』を実例をたっぷり使いながら動画でわかりやすく解説!

小難しい高度なデザインノウハウは一旦抜きにして、“最低限ここまで押さえておけばOK!”というようなデザインノウハウに絞ってお伝えしていますので、資料デザインなどにお困りの方は、ぜひ当チャンネルをご活用ください!


Go to YouTube!!

ABOUTこの記事をかいた人

エディター・グラフィックデザイナー。オウンドメディアの記事編集やクリエイティブ制作を中心に行いつつ、デザイン・資料作成の研修講師兼アドバイザーとしても活動中。 パワーポイント資料作成の企業研修実績も多数(延べ1,000人以上にレクチャー)。著書に『ひと目で伝わるプレゼン資料の全知識』(株式会社インプレス発行)がある。