ビジネスマンのための資料デザインの教室

全ては余白で決まる!ビジネス資料作成で最も気を使うべきポイントはここ!

2018/10/28
 
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1984年東京生まれ。 デザイナーであった両親の影響もあり、学生時代からグラフィックデザイン・エディトリアルデザインの基礎〜実践的知識・スキルを習得。 大学卒業後、大手出版社に新卒で入社。3年間編集部にて単行本や継続出版物等の企画・編集業務を経験したのち、26歳で経営企画部に異動。その後7年間、経営計画・戦略の策定、市場・競合分析、収益予測等を担当し、企業経営全般に関する実践的知識・経験を蓄積。 編集者と経営企画スタッフという、世間一般的にも珍しい組み合わせの職歴・経験を積み、独自のスキル・思考フレームワークを確立。 2017年3月に出版社を退職。同7月に株式会社トリッジを設立。現在は、同社でWeb・グラフィックデザイン、メディア運営の事業を中心に展開しつつ、企業・個人向けにビジネス資料作成のアドバイザー・研修講師としても活動中。

 

当ブログでは、ビジネスシーンで作成する資料で“誰でも・手軽に使える”レイアウトノウハウ・テクニックをお伝えしています。

今回は、様々なビジネス文書で活用できる「余白」に関するレイアウトのポイント・テクニックついてお話ししていきます!
とっても役立つ&すぐに明日から使える“極意”になってますので、ぜひお付き合いくださいね~٩( ‘ω’ )و
WordやExcel、PowerPointなど、様々な資料作りで活用できる内容です!

まずその前に、PowerPointを「キレイに、わかりやすく・伝わりやすくする」ための基礎知識について学びたい方はこちら↓↓↓

秘密は脳にあり!キレイで伝わりやすいPowerPointの作り方の条件を徹底解剖!


デザインは「余白」が全て

いきなり強気な見出しを立ててしまいましたがw、これ私の持論でして、今回の記事で言いたいことは、まさにこれです。

ポスターやチラシなどの販促物、コーポレートサイトやランディングページなどのWebサイト、社内会議用の分析資料、対外用の名刺、PowerPointを使ったプレゼン資料などなど、ビジネスシーンで作られる資料やデザイン媒体はたくさんあります。

それぞれの資料は、プロのデザイナーさんが外注で請け負ったり、一般企業のサラリーマンさんが業務の一環として作ったり、時には学生さんが発表用に作ったり(?)もしますね。

まさに作り手も作るものも多種多様なわけですが、その中で共通的に言えること。
それが、

何をデザインするにしても、「余白」こそが肝(キモ)やねん。

ってことなんです。
わかります?

…は、はぁ(急な関西弁に戸惑いを隠せない初秋の頃(´-`).。oO)。

これほんっとに大事だと思ってまして、自分自身もデザインの仕事をするときは、常に余白・マージンのことが頭の半分以上を占めています
常にですよ、常に!

そ、そうなんですか?でも、なんでそんなに大事だと思ってるんですか?

そりゃ、とにかく余白がないと「わかりづらい・見づらい」からですよ。

 

余白に関するよくある勘違い:余白は無い方が良い

特に余白に関しては勘違いされている方が多いと思うんです。
何を皆さん勘違いしがちなのかというと、それは「余白は作らないほうがいい」と考えている方が多いってこと。
これ、絶対間違いです。ほんと。まじ。完全に。

例えばPowerPointのプレゼン資料でも、

見やすくなるように文字や図形なども大きければ大きい方がいいんでしょ!

って考えて、スライド目一杯にいろんな要素を配置してしまう人がいます。

こんな感じとか↓↓↓

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でもそういうPowerPointって、見てみるとすっごく見づらいし、わかりづらいんですよね。。

あ~、確かに思い返してみるとそんな気がしますね(´ㅂ`;)

基本的に余白がないと、全体がとにかくごちゃごちゃとしてきます
以前から当ブログでも口が酸っぱくなるほど話してますが、このごちゃつきが内容理解の大きな妨げになるわけです。

 

「圧迫感」と「視線の散り」が最大の敵

ごちゃつきが出てくると、次に感じるものは「圧迫感」です。

この圧迫感というのが実は曲者で、先ほどのPowerPointの例で言えば、確かに文字や図形は大きい方が見やすくなるんですが、一定のラインを超えると人は「圧迫感」を感じ始めます(→狭いスペースにたくさんのものがギュウギュウに書かれている)。

そうすると今まで見やすかったものが、一転して見づらくなってきます。
つまり圧迫感によって「脳がごちゃついている!」と判断し出してしまうということですね。

となると、いくら大きい文字だとしても逆に分かりにくいPowerPoint資料に変わってしまう。
これはまさに余白がないことによる直接的な弊害です。

さらにまずいのが、余白がなくてごちゃついていると、見ている人の視線が散漫になること。
つまり、どこを見て良いかわからずに視線がキョロキョロしてしまうことが多いです。
これでは本当に伝えたいことをしっかり見てもらえないかもしれませんよね。

そういった意味で、あらゆるデザインにとって「余白」ってなくてはならないものだと思うわけです。

確かにその通りですね(; ・`д・´)

 

目指すは「整然としている」状態

なので、そこで大事になってくるのが「余白を意図的に作ってあげる」ということです。
例えば下の例を見てみましょう。

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右の例は、左の例よりも明らかに文字のサイズは小さいですが、きちんと文字の周りに余白がキープされています。
圧迫感が全くなくて、すっきり見やすいんじゃないでしょうか?
左は文字がびっしり入っていて圧迫感を感じると思います。

本当だ!右の方が明らかに見やすいし、内容もすんなり入ってきます( *˙0˙*)

ですよね!脳も「ごちゃついてない」とジャッジするので、読みやすくなって記憶にも残りやすくなります。

左は本当によく陥りがちな勘違いケースです。
「大きい方が見やすいだろう!」ということで資料全体に目一杯文字や図形を並べてしまう。
でも実はそれは逆効果なんですよね。

より見やすい資料というのは、「適度な大きさのものがバランスよく並んでいて、きちんと余白が保たれている」、そのような状態をデザインの世界ではよく「整然としている」と表現しますが、まさにこの整然としている状態が最も見やすい・わかりやすい状態です。

ビジネスシーンで作る資料も、この整然としている状態を常に目指したいですね!

 

余白は「結果的にできるもの」じゃなくて、「意図的に作るもの」

その上では、余白に対する考え方をまず変えてみましょう。

多くの方は、余白は何か要素(テキスト・図形・画像等)を置いていって、「結果的にできるもの」というイメージだと思います。
でも、余白は「意図的に作るもの」なんです。
資料のわかりやすさを大きく左右するわけですから、最後に結果論的に生み出されるようではいけません。

なるほど、余白も立派な主演の一人なわけですね!

まさにその通り!
なので最初に余白をどれだけ作るかが決まって、残ったスペースにテキストなり図形なりの要素が置かれる。
これくらい真逆のアプローチを意識できると、余白の使い方がグッと上手くなって、資料もよりわかりやすい・伝わりやすいものになるんじゃないでしょうか。

わかりました!これから意識改革をしていきます( *′ω`*)ノ

 

まとめ:デザインでは「なんとなく」はご法度!

今回の内容は以上になります。ビジネスシーンでの資料作りのご参考になりましたでしょうか?

今回はとっても大事な「余白」についてスポットライトを当ててお伝えしましたが、余白に限らずデザイン・レイアウトを行う上で大事なのは「なんとなく」やってはいけないということです。

以前当ブログでも「配置の絶対原則」を記事でお伝えしましたが、その時もテキトーはダメよ!とお話ししていました。

その時の記事はこちら↓↓↓

テキトーはダメ!?資料に必要な配置の絶対原則 ①揃える

余白は「意図的に」作る、要素は「意識的に」揃えて置く、仲間同士は「あえて」近づける、などなど。
とにかく全て狙いを持って行われるべきなんですよね。
そうじゃないと、すごくわかりづらい・見づらい資料になってしまいます。

なのでどんな資料を仕事で作ることになっても、「意図的にデザインする」ということをしっかり意識して取り組んでいきたいですね!

今回の内容は、様々な文書や資料を作る上で使えるポイントになりますので、ぜひ色々なビジネスシーンで活用していただければと思います。

その他、当ブログではノンデザイナーであるビジネスマンさんでも「明日からすぐ使える資料デザイン術」をお伝えしていますので、ご興味ある記事ございましたら、ぜひご覧ください~٩( ‘ω’ )و

 

あ、最後になりますが、職業柄よく「レイアウトで参考になる本を教えて欲しい!」と言われるのですが、私が昔からずっと参考にしているものの1つに「ノンデザイナーズ・デザインブック」という本があります。

PowerPoint含め、ビジネス資料のレイアウトテクニック・ノウハウなどについて、とてもわかりやすくまとめられています。

私がデザインを長く勉強してきた中で、学生時代から“バイブル”として何度も繰り返し読んできた本ですので、興味がありましたら一度読んでみるといいかもしれませんよ!↓↓↓

お値段も高くないですし、とっても参考になると思いますので(◯・∀・)人(・∀・○)イェーイ

 

あと、この本もビジネスマンさんにはとっても参考になりそうな良書でしたので、お時間あれば見てみてください(^^)

現在、当ブログでお伝えしている内容をベースにした「PowerPointの作成講座」をストアカにて開催しています!(講義形式)
我流で作ってしまいがちなPowerPointを「いかに見やすく・わかりやすく・伝わりやすく作るか」、その原則・ルールをロジカルにお伝えする講座です。
定員1〜2名という超少人数制で開講していますので、和やかな雰囲気で質問もしやすい(と言われるw)ですよo(^-^)o
また、受講者様が実際に作成したPowerPointの個別フォローもお受けしています。
ご興味ございましたら、ぜひよろしくお願いいたします!

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1984年東京生まれ。 デザイナーであった両親の影響もあり、学生時代からグラフィックデザイン・エディトリアルデザインの基礎〜実践的知識・スキルを習得。 大学卒業後、大手出版社に新卒で入社。3年間編集部にて単行本や継続出版物等の企画・編集業務を経験したのち、26歳で経営企画部に異動。その後7年間、経営計画・戦略の策定、市場・競合分析、収益予測等を担当し、企業経営全般に関する実践的知識・経験を蓄積。 編集者と経営企画スタッフという、世間一般的にも珍しい組み合わせの職歴・経験を積み、独自のスキル・思考フレームワークを確立。 2017年3月に出版社を退職。同7月に株式会社トリッジを設立。現在は、同社でWeb・グラフィックデザイン、メディア運営の事業を中心に展開しつつ、企業・個人向けにビジネス資料作成のアドバイザー・研修講師としても活動中。

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