色には「重い・軽い」があるって本当?色の重さが資料デザインに与える影響を考える

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当ブログでは、ビジネスシーンで“誰でも・手軽に使える”資料デザインノウハウ・テクニックをお伝えしています。

今回は「色の重さ」について、主なポイントを簡潔にまとめていきます! 色の重さを理解すると、プレゼン用のパワーポイント資料等のデザインに活かすことができますよ!

色には「重さがある」って、本当?

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神楽くん

トリジ先生、教えてください! 色には「重い・軽い」があるって聞いたんですが、それって本当ですか? 色は物体じゃないから、まさか「重さ」なんてないですよね? ハハハッ!

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トリジ先生

いえ、ありますよ。色には確かに「重い色・軽い色」があります

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神楽くん

え! そうなんですか!? てっきり騙されたのかと思ってました…。

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トリジ先生

そうですよね、君なら騙されかねない、騙されて当然ですし。でも本当に色には「重さ」が存在しています。そしてそれがデザインにも影響するんですよ。では今回は「色の重さ」について一緒に学びましょう。

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神楽くん

あ、ありがとうございます。よろしくお願いします(俺なら騙されて当然って…( ‘-‘ ))。

「明るい色」は軽く感じて、「暗い色」は重く感じる

色には確かに「重さ」があります。ただ本当に「◯g!」みたいにリアルな重量があるわけではもちろんありません。実際のところは、色によって「重く感じる色」「軽く感じる色」がある、ということ。そして、この重さの感じ方の違いを意識すると、デザインの表現に活かすことができます。

その上で、実際にどのような色が重く感じて、どう言う色が軽く感じるのか。その結論を端的に表現するなら、以下のようになります。

  • 「明るい色」= 軽く感じる
  • 「暗い色」= 重く感じる
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神楽くん

え! 明るさの違いによって色の重さが変わるんですか!?

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トリジ先生

そうなんです。わかりやすいように1つ例を見てみましょう。例えば下の図形をパッとみたとき、なんとなく左の方が軽く、右の方が重く感じませんか?

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神楽くん

本当だ! なんとなくですけど、左の青い図形の方が軽そうに見えます!

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トリジ先生

そう、これは左の青の方が明るくて、右の青の方が色が暗いからです。人間の脳は重さを感じるときに「明度」に影響を受けているわけですね。

引越し業者の段ボールも軽く感じる「白」が多い

前述の通り、人間の脳は色の明度によって重さの違いを感じる傾向があるわけですが、では色において最も明るい色は何かというと、それは「白」。逆に、一番暗い色は何かというと、「黒」になります。

  • 最も明るい色 = 白
  • 最も暗い色 = 黒

となると、やはり白い色はすごく軽い印象を受けて、黒い色はすごく重い印象を受ける、ということになります。そしてこれは世の中のデザインでも色々と活用されており、わかりやすい例でいえば「引越し業社さんのダンボール」が挙げられます。

一般的に段ボールは茶色のイメージがあると思いますが、引越し業社さんのダンボールって思い返してみると「白い色の段ボール」が多い印象がありませんか? あれは、荷物がいっぱい詰まった段ボールを運ぶときに、白い・明るい色の方が心理的に軽く感じる効果があるためです。

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実際に茶色いダンボールと白い段ボールを比較すると、約1.3倍ほど重く感じるという検証結果も過去には出ているそうです。それくらいに明るい色というのは心理的に軽く感じる、と言うことですね。

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神楽くん

なるほど! 世の中のデザインでも実際に色の「重い・軽い」が活用されているんですね! 勉強になりました!

「色の重さ」を資料デザインに活かすには?

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神楽くん

でもトリジ先生! 色には重さがあることはわかったんですが、それを僕ら一般のビジネスマンが仕事で活かす方法ってあるんですか?

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トリジ先生

良い質問ですね、もちろん活かせる場面はありますよ。資料、パンフレット、Webデザイン、色々と活用できます。

例えば、今度「高級感・重厚感のあるイメージの新商品」をリリースすることになったとします。そうすると、その商品の紹介資料やパンフレットを作らなきゃいけなくなりますよね。

そんな時は、黒など暗い色をベースに全体をデザインしてあげると、その重厚な雰囲気をデザインで伝えることができるようになったりします。

逆に気軽さ・手軽さが売りの商品やサービスだったら、パッケージデザイン・Webページなども、白等の明るい色を使ってあげた方が、手軽なイメージなどが伝わりやすかったりします。

  • 高級感・重厚感のあるイメージを各媒体で訴求したい = 黒などの暗い色をベースにデザインすると◎
  • 気軽さ・手軽さを各媒体で訴求したい = 白などの明るい色をベースにデザインすると◎

なので、自分で何かデザインしなければいけない時は、色の「重い・軽い」を理解できていると、商品・サービスコンセプト等に合わせてデザインを変えることができて便利です。

また、自分でデザインしなくても外部のデザイナーさん等に資料やパンフレットデザインを発注するケースも結構ありますよね。そんな時も「色の重さ」を知っておくと、デザイナーさんとのデザインイメージのやり取り・コミュニケーションも取りやすくなります。

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神楽くん

確かに「色の重さ」を知っておくと、色々と活用できる場面がありそうですね! しっかりポイントを押さえておきたいと思います!

YouTubeで今回の記事の内容を見たい方はこちら!

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トリジ先生

今回の内容を動画で見たい方は、当ブログ筆者がYouTubeチャンネル『ビズデザ』でもブログより詳しく解説しているので、こちらも併せてご参考ください(チャンネル登録もしていただけると、中の人は飛び跳ねて喜ぶそうです)

まとめ:色の重さを押さえてデザインの幅を広げよう

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トリジ先生

色はツッコミ出すと非常に難しいですが、「色の重さ」は理解さえしてしまえば比較的わかりやすいもの。ぜひ「色の重い・軽い」を使ってデザインの幅を広げましょう。

過去の記事でも少し触れていますが、「色」というのはツッコミだすと結構難しい…(デザイナーでもかなり気を配るところです)。ただ、「色の重い・軽い」は、ポイントさえ押さえてしまえば意外と表現しやすいところでもありますので、今回の内容を参考にしながら、ぜひ色々とお仕事の中で試してみてくださいね!

これだけでもパワーポイント資料等の印象が変わったりしますし、すごくわかりやすくもなりますよ!

↓↓↓その他のデザインノウハウについて学びたい方はこちらもご参考ください↓↓↓

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秘密は脳にあり!キレイで伝わりやすいパワポの作り方の条件を徹底解剖!

2018.07.07
dummy
トリジ先生

もし書籍で資料デザインを学ぶのであれば、以下の本は結構オススメです。“ノンデザイナー”であるビジネスマンの方向けにわかりやすく解説されていますよ。



当ブログ「ビズデザ(旧「Are you Designer? No, I'm...」)の中の人が、ついにYouTubeチャンネル『ビズデザ』を開設し、パワポの作り方をはじめとしたデザインノウハウの共有を始めました!


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ABOUTこの記事をかいた人

1984年東京生まれ。デザイナーであった親の影響もあり、デザインの中ですくすくと成長。大学卒業後に都内出版社にて編集・経営企画など幅広く経験し、その後独立。2017年に株式会社トリッジを設立。現在は、同社でWeb・グラフィックデザイン、オウンドメディア運営を中心に展開しつつ、企業や個人向けにデザイン・資料作成の講師兼アドバイザーとしても活動。 “日本最大まなびのマーケット『ストアカ』”にて開催されているPowerPoint資料作成講座では、ストアカ全登録講師25,000人の中で2019年トップレビューを獲得(ユーザー平均満足度95%以上を現在進行形で獲得中)。著書に『ひと目で伝わるプレゼン資料の全知識』(株式会社インプレス、2020年3月発行)がある。 趣味は、美味しいものを食べて飲んでケラケラ笑うこと♪