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マジックナンバー3って何? プレゼン資料の説得力が増す伝え方のテクニックを解説します。

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当ブログでは、ビジネスシーンで“誰でも・手軽に使える”デザインノウハウ・テクニックをお伝えしています。

今回はプレゼン用のパワーポイント資料を作るときなどに使える伝え方のテクニック「マジックナンバー3」について、その概要と資料への応用方法をまとめました。特にプレゼン資料の「まとめスライド」などに使えるテクニックなので、日頃パワーポイントで資料を作ることが多い方は参考にしてみてください。

/// この記事を読むとわかること ///
  1. マジックナンバー3の概要
  2. マジックナンバー3をプレゼン資料に応用する方法
/// この記事を書いた人:日比 海里 ///
  • 株式会社トリッジ代表取締役 / デザイナー / コンテンツディレクター
  • グラフィック・WEBデザインやオウンドメディアの運営サポート・ディレクションを手掛けつつ、パワポ資料作成の研修講師兼アドバイザーとしても活動中。パワーポイント資料作成の企業研修実績も多数(延べ150社以上、2,000人以上にレクチャー)。著書に『ひと目で伝わるプレゼン資料の全知識』(株式会社インプレス発行)がある。

“伝え方のテクニック”を活用するのも大事

ビジネスシーンで作成する資料は、基本的に“中身が伝わらなかったら意味がない”ものですよね。そのため構成やデザインの力で「内容の伝わりやすさ」を高めていく必要があるわけですが、それ以外にもちょっとした“伝え方のテクニック”を活用することで、より伝わりやすくすることもできるんです。

その伝え方のテクニックとは何かというと、「マジックナンバー3」と呼ばれる法則です。今回はこの「マジックナンバー3」とは何なのか、そしてそれを資料作成などにどのように応用すれば良いか、この辺りをまとめていきたいと思います。

伝え方のテクニック「マジックナンバー3」

それではまずは「マジックナンバー3」について、その概要やポイントを整理していきます。

「マジックナンバー3」とは?

先に結論からお話ししてしまうと、マジックナンバー3とは「“3つの情報は記憶しやすい”という人間の性質・心理傾向のこと」をいいます。


他の記事でもお伝えしていますが、人間の脳は一度に大量の情報を処理するのが苦手なんですよね。たくさんの情報が一度に飛び込んでくると、それを処理するのに時間がかかり、「わかりにくい!」と判断してしまったり、溢れた情報を忘れてしまったりします。

その一方で、あまりにも情報が少なすぎると、情報としての物足りなさを感じたり、根拠の薄さを感じたりしてしまう。そのため、人間の脳は「3つくらいがちょうどいい」(=脳も記憶しやすい)と感じる傾向があるんです。これが「マジックナンバー3」の正体です。

4つ以上だと多くて混乱しやすい、でも1〜2つだと情報として物足りない、だから3つくらいがちょうどいい。ロジカルシンキングのノウハウとしても、よく登場します。

昔から「3」は世界的によく使われてきた数字

元々不思議なことに、昔から「3」という数字は世界的にも様々な場面でよく用いられています。例えば、以下のようなものが例として挙げられるでしょう。

/// 世界的に見られる「3」が用いられたもの ///
  • 世界三大美人
  • 御三家
  • 心・技・体
  • 三聖(釈迦・孔子・キリスト)
  • 三種の神器
  • 三位一体
  • 三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)
  • オリンピックのメダル(金・銀・銅)
  • 野球の3ストライク・3アウト
  • サッカーのハットトリック(1試合で一人の選手が3点を取ること)
  • 早い・安い・うまい(牛丼店の標語)

上記のものの中には、何故「3」なのか理由が不明なものも多くありますが、ただ間違いなく確かなこととして、「3」にまつわるものは非常に多いんですよね。他にも挙げ出すとキリがないくらいに、世界中で「3」が好んで使われています。

そしてその“3が好まれる理由”が、先ほどお伝えした通り人間の脳のキャパシティ的に「ちょうどいいから」ということがよく指摘されているワケです。

確かになんとなく言われてみると、「3つ」だと覚えやすいし、思い出しやすい気がしませんか?

「まとめスライド」にマジックナンバー3を応用するのがおすすめ

そんな「マジックナンバー3」ですが、ビジネスシーンでの応用方法としては、プレゼン資料の「まとめスライド」に使ってあげるのがおすすめです。

たとえば、パワーポイントの資料でまとめのページを作る時などは、伝えることを(=要点)を3つに絞ってあげるとベター。それによって、聞き手が覚えやすくなったり、後で思い出しやすくなることが期待できます。

まとめのスライドは要点を3つに絞る

プレゼン用のパワーポイント資料を作っていると、最後のまとめでも、どうしてもたくさん情報を入れたくなりがち。「もっとこんなことも伝えたい!」「こんなことも知っておいてほしい!」って思うのは当然ですもんね。

でも最初にお伝えした通り、いくらたくさんの情報を一度に伝えても、人間の脳はそれを処理するのが難しいのです。そのため、脳が「ちょうど良いなぁ」と感じやすい3つに要点を絞って伝えてあげると良いでしょう。

このほかにもマジックナンバー3を応用できる場面は色々とあると思うので、ぜひ日頃のお仕事の中で活用してみてはいかがでしょうか。

まとめ:マジックナンバー3で覚えやすい・説得力のある資料づくりを心がけよう

今回は伝え方のテクニック「マジックナンバー3」について、その概要と資料作成への応用方法をまとめました。

プレゼンの締めをどのようにまとめたらいいか、要点をどれくらいに絞ったらいいかを迷ってしまうこともあると思いますが、そんな時は今回お伝えしたロジカルシンキングのテクニック「マジックナンバー3」が参考になります。

脳にとって「ちょうど良い」量の情報を届けてあげられれば、記憶にも残りやすくなりますし、プレゼン内容も説得力が増していくのではないでしょうか。

意識さえできれば比較的取り組みやすいと思いますので、ぜひ色々なパワポ資料で使ってみてくださいね。その他、以下の記事でも「まとめスライド」のポイントを解説しているので、気になる方は併せてチェックしてみてください。

  • この記事を書いたライター
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日比 海里

デザイナー・コンテンツディレクター。オウンドメディアのディレクション・編集やビジュアル・クリエイティブ制作を中心に行いつつ、デザイン・資料作成の研修講師兼アドバイザーとしても活動中。 パワーポイント資料作成の企業研修実績も多数(延べ1,000人以上にレクチャー)。著書に『ひと目で伝わるプレゼン資料の全知識』(株式会社インプレス発行)がある。

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