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【実画面で解説】パワーポイントでの画像の切り抜き方法5つ。真円・フリーハンド・文字の形にもトリミングできるよ。

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当ブログでは、ビジネスシーンで“誰でも・手軽に使える”資料デザインノウハウ・テクニックをお伝えしています。

プレゼン資料などをパワーポイントで作っていて、「画像を円の形に切り抜きたいけど、どうやればいいんだろう?」や「おしゃれに文字の形に画像を切り抜くことってできるの?」など、画像の切り抜き方で悩んでしまったことはありませんか?

そんな方のために、今回はパワーポイントで画像を切り抜く(トリミングする)様々な方法をご紹介。画像も切り抜き方・見せ方次第でよりわかりやすく表現できたり、一味違ったおしゃれな見栄えにすることができます。

Microsoft公式のヘルプページでは紹介されていない方法も、今回は解説してみたいと思うので、日頃パワーポイントで資料作成することが多い方はぜひ参考にしてみてください。

/// この記事を読むとわかること ///
  1. 画像の基本的な切り抜き方(一般的なトリミング方法)
  2. 画像の応用的な切り抜き方(図形・文字の形に切り取る、自由な形に切り取るなど)
  3. 切り抜いた画像を元に戻す方法
  4. 切り抜いて見えなくなった部分をデータから完全に消去する方法
/// この記事を書いた人:日比 海里 ///
  • 株式会社トリッジ代表取締役 / デザイナー / コンテンツディレクター
  • グラフィック・WEBデザインやオウンドメディアの運営サポート・ディレクションを手掛けつつ、パワポ資料作成の研修講師兼アドバイザーとしても活動中。パワーポイント資料作成の企業研修実績も多数(延べ150社以上、2,000人以上にレクチャー)。著書に『ひと目で伝わるプレゼン資料の全知識』(株式会社インプレス発行)がある。

画像の切り抜きでパワポデザインをおしゃれに

パワーポイントでプレゼン資料や企画書などを作るとき、画像を使って伝える場面もよくありますよね。その際、画像を元の形のまま(四角い画像なら四角のまま)載せるケースが多いと思いますが、それだと見せ方として単調になってしまったり、「おしゃれに見えないなぁ…」なんて感じてしまうこともあるのではないでしょうか。

そんな時は画像を切り抜いて、形をアレンジしてみましょう。パワーポイントで画像を切り抜く加工のことを「トリミング」と言いますが、パワーポイントでは画像を切り抜く・トリミングする方法が複数用意されています。

うまく形をアレンジしてトリミングできると、パワポデザインの表現の幅が広がり、より伝わりやすく・おしゃれに見せることができるようになるので、複数の切り抜き方をマスターしておくのがおすすめです。

パワーポイントで画像を切り抜く方法

実際にパワーポイントで画像を切り抜く・トリミングする方法をこれから実画面を使ってご紹介していきます。パワーポイントでできる主な切り抜き加工の方法としては、以下の5種類があります。

/// パワーポイントでの主な画像の切り抜き方 ///
  1. シンプルに四角く切り抜く(基本的な切り抜き方)
  2. 図形の形に切り抜く
  3. 文字の形に切り抜く
  4. 自由な形に切り抜く
  5. 縦横比を決めて切り抜く

基本的な画像の切り抜き方法(トリミング)

まずは最も基本的な切り抜き方からご紹介します。この方法を使うと、シンプルに画像を四角く切り抜くことができます。

具体的なやり方は以下を参照ください。

①スライドに任意の画像を挿入する。

パワポでの基本のトリミング方法①

②トリミングしたい画像を選択した状態で、右クリックして[トリミング]を選ぶ(または画像を選択→[図の形式]タブ→[トリミング]を選択してもOK)。

パワポでの基本のトリミング方法②

③すると画像の周辺に黒い太枠線が表示される。この太枠線の外側が切り取られて見えなくなる部分で、太枠線の内側が残って見える部分になるので、黒い太枠線を左クリックで動かし、切り抜きたい位置・範囲を決める。

パワポでの基本のトリミング方法③
パワポでの基本のトリミング方法④

④範囲が決まったら、画像の外側の任意の部分を左クリックすると、画像が切り抜かれる。

パワポでの基本のトリミング方法⑤
/// ポイント ///
  • 一度画像切り抜いた後、改めて切り抜き位置・範囲を変更したい場合は、再度上記手順の②からやり直せば修正ができます。

画像を図形の形に切り抜く方法

次は画像を好きな図形の形に切り抜く方法です。この方法を使えば、画像を円・星形・斜めの形などに切り抜くこともできます。

なお、図形の形に切り抜くやり方としては、パワーポイントでは「図形に合わせてトリミングする方法」と「図形の中に画像を入れる方法」の2種類が用意されています。それぞれの具体的なステップは以下を参照ください。

A.図形に合わせてトリミングする

①スライドに任意の画像を挿入する。

パワポで図形に合わせてトリミングする方法①

②トリミングする画像を選択した状態で、[図の形式]タブ→[トリミング]の下にある三角マーク(▼)をクリック→[図形に合わせてトリミング]から任意の図形をクリックする。

パワポで図形に合わせてトリミングする方法②

③すると、画像が選択した図形の形にトリミングされる。

パワポで図形に合わせてトリミングする方法③

④トリミングする位置・範囲を修正したい場合は、画像を選択した状態で右クリック→[トリミング]を選び、表示された黒い太枠線を移動させてトリミング位置・範囲を調整する。

パワポで図形に合わせてトリミングする方法④

⑤位置・範囲が決まったら、画像の外側の任意の部分を左クリックして、確定させる。

パワポで図形に合わせてトリミングする方法⑤

B. 図形の中に画像を入れる

①スライドに任意の図形を挿入し、右クリック→[図形の書式設定]を選択する。

パワポで図形の中に画像を入れる方法①

②画面右に表示される[図形の書式設定]ウィンドウの中から、[図形のオプション]→「塗りつぶし」項目の[塗りつぶし(図またはテクスチャ)]→「画像ソース」項目の[挿入する]をクリックし、任意の画像を選ぶ。([塗りつぶし(図またはテクスチャ)]をクリックすると、図形の塗りにまずデフォルトのテクスチャがあてられます)

パワポで図形の中に画像を入れる方法②

③すると、図形の中に選んだ画像が挿入される。

パワポで図形の中に画像を入れる方法③

画像を文字の形に切り抜く方法

次は画像を文字の形で切り抜く方法です。これはAdobeのPhotoshopやIllustratorでいうところの「マスク文字」と同じ原理です。この方法を使えば、かなりインパクトのあるおしゃれな見栄えにすることができ、パワポデザインの幅が広がります。

具体的なパワーポイントの操作方法は以下を参照ください。

①スライドに任意の画像を挿入する。

パワポで画像を文字の形に切り抜く方法①

②新規テキストボックスを用意し、切り抜きたい文字を打ち込む(今回は例として「DESIGN」の文字で切り抜いてみます)。

パワポで画像を文字の形に切り抜く方法②

③画像を左クリックで選択→[Shift]を押しながら「DESIGN」の文字を選択する(この時の選択順は、必ず画像→文字の順番で選択してください)。

パワポで画像を文字の形に切り抜く方法③

④[図形の書式設定]タブ→[図形の結合]→[重なり抽出]をクリックする。

パワポで画像を文字の形に切り抜く方法④

⑤すると、画像が文字の形で切り抜かれる。

パワポで画像を文字の形に切り抜く方法⑤

⑥トリミングする位置・範囲を修正したい場合は、画像を選択した状態で右クリック→[トリミング]を選び、表示された画像をドラッグで移動させてトリミング位置・範囲を調整する。

パワポで画像を文字の形に切り抜く方法⑥
/// ポイント ///
  • ③で画像と文字を選択する際、両方をドラッグで一度に選択してしまったり、逆の順番(文字→画像の順番)で選択してしまうと、うまく文字の形には切り抜けません。必ず画像→文字の順番で選択するようにしましょう。
  • 一度切り抜いてしまうと、文字を後から打ち替えることはできません(文字の部分は「テキスト」ではなく「画像」になっているため)。もし違う文字の形で切り抜きたい場合は、上記作業を最初からやり直す必要があります。

上記テキストの説明だとわかりにくい場合は、以下の動画でも具体的な操作方法を解説しているので、こちらも併せてご参照ください。


画像を自由な形に切り抜く方法

次は画像を自由な形に切り抜く方法です。三角形・四角形・円など、よく見かける基本図形の形ではなく、フリーハンドで自分で描いた自由な形に切り抜くこともできます。

具体的な操作方法は以下を参照ください。

①スライドに任意の画像を挿入する。

パワポで画像を自由な形に切り抜く方法①

②[挿入]タブ→[図形]から[フリーハンド]を選択し、トリミングする形の図形を自由に描く(今回は例として謎のひょうたん型の図形を描いてみました)。

パワポで画像を自由な形に切り抜く方法②
パワポで画像を自由な形に切り抜く方法②-2

③画像を左クリックで選択→[Shift]を押しながらフリーハンドで描写した図形を選択する(この時の選択順は、必ず画像→フリーハンド図形の順番で選択してください)。

パワポで画像を自由な形に切り抜く方法③

④[図形の書式設定]タブ→[図形の結合]→[重なり抽出]をクリックする。

パワポで画像を自由な形に切り抜く方法④

⑤すると、画像がフリーハンドで描写した図形の形で切り抜かれる。

パワポで画像を自由な形に切り抜く方法⑤

⑥トリミングする位置・範囲を修正したい場合は、画像を選択した状態で右クリック→[トリミング]を選び、表示された画像をドラッグで移動させてトリミング位置・範囲を調整する。

パワポで画像を自由な形に切り抜く方法⑥
/// ポイント ///
  • 「画像を文字の形に切り抜く方法」と同様、③で画像と文字を選択する際は、必ず画像を先に選択し、その後に図形を選択してください。

縦横比を決めて画像を切り抜く方法

最後は縦横比を決めて画像を切り抜く方法です。この方法を使えば、縦横1:1(正方形)や縦横16:9(パワーポイントの縦横比)などの形にもすぐ切り抜くことができます。また他の画像と縦横比を合わせて統一感を出す時にも活用できるので、覚えておくと便利です。

具体的なやり方は以下を参照ください。

①スライドに任意の画像を挿入する。

パワポで縦横比を決めて画像を切り抜く方法

②トリミングする画像を選択した状態で、[図の形式]タブ→[トリミング]の下にある三角マーク(▼)をクリック→[縦横比]から任意の比率を選択する。

パワポで縦横比を決めて画像を切り抜く方法②

③すると、指定した比率で黒い太枠線が表示されるので、そのまま余白箇所をクリックして確定させれば、切り抜かれる。

パワポで縦横比を決めて画像を切り抜く方法③

④トリミングする位置・範囲を修正したい場合は、画像を選択した状態で右クリック→[トリミング]を選び、表示された黒い太枠線を移動させてトリミング位置・範囲を調整する。

パワポで縦横比を決めて画像を切り抜く方法④
/// ポイント ///
  • ④でトリミングする位置・範囲を修正する際は、黒い太枠線は[Shift]を押しながらドラッグしましょう。そうすることで指定した比率を保ったまま調整することができます。
  • [Shift]を押さずに太枠線をドラッグしてしまうと、指定した比率ではなくなってしまうので、注意が必要です。

切り抜いた画像を元の状態に戻す方法

以上がパワーポイントで画像を切り抜く様々な方法ですが、切り抜いた画像を「やっぱり元に戻したい!」ということもあるかもしれません。そのような時は[図のリセット]機能を使いましょう。この機能を使えば、画像の切り抜きを行った後でも、いつでも簡単に画像を最初の状態に戻すことができます。

具体的な操作方法は以下を参照ください。

①切り抜いた後の画像を選択し、[図の形式]→[図のリセット]をクリックする。

パワポで切り抜きた画像を元の状態に戻す方法①

②切り抜かれた画像が元の状態に戻る。

パワポで切り抜きた画像を元の状態に戻す方法②

切り抜いた部分をデータから完全に消去する方法

なお、これまでご紹介した方法で画像をトリミング・切り抜いた場合、切り抜かれた部分は見えなくなっているだけで、データとしてはきちんと残っています(そのため切り抜き後も位置・範囲が再調整できるわけです)。

しかし、画像によっては「切り抜いて見えなくなった部分を完全にパワポのデータ上から消去したい!」というケースもありますよね? たとえば、「切り抜いて見えなくなった部分に社外秘情報が含まれているので、完全に消去しておきたい!」ということもあるかもしれません。

そのような時は、[図の圧縮]機能にある[図のトリミング部分を削除する]にチェックを入れて実行すると、切り抜かれて見えなくなった部分がパワポのデータ上から完全に消去されます。

パワポで切り抜いた部分をデータから消去する方法

これで不用意なデータ流出が避けられるようになるので、必要であればこの機能も併用して活用しましょう。なお、この[図のトリミング部分を削除する]機能を使うとパワポのデータサイズも小さくなるので、ファイルサイズの軽量化にもつながります。

まとめ:画像の切り抜き方のアレンジで、より魅力的なパワポデザインに

今回はパワーポイントで画像を切り抜く(トリミングする)様々な方法をご紹介しました。

パワーポイントのデザインにおいて画像も重要な要素の1つですが、シンプルな四角い形状から少しアレンジを加えてあげることで、周りとは一味違ったおしゃれなデザインにすることができます。今回ご紹介した方法が、皆さんのパワポデザインの幅を広げることに役立てば幸いです。

なお、あまり複雑な形に切り抜いてしまうと見栄えとしてわかりづらくなってしまうこともあるので、その点は注意しましょう。

  • この記事を書いたライター
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日比 海里

デザイナー・コンテンツディレクター。オウンドメディアのディレクション・編集やビジュアル・クリエイティブ制作を中心に行いつつ、デザイン・資料作成の研修講師兼アドバイザーとしても活動中。 パワーポイント資料作成の企業研修実績も多数(延べ1,000人以上にレクチャー)。著書に『ひと目で伝わるプレゼン資料の全知識』(株式会社インプレス発行)がある。

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