「ご清聴ありがとうございました」はいらないよ!パワーポイントの効果的な締め方をわかりやすく解説!



 

当ブログでは、ビジネスシーンで作成する資料で“誰でも・手軽に使える”デザインノウハウ・レイアウトテクニックをお伝えしています。

今回はパワーポイントのプレゼン資料において「最後のスライドはどのようなページにしたら良いか」、この点について資料デザインの講師を務めるデザイナーがまとめてみました。

日頃パワーポイントの資料を作ることが多い方の参考になれば幸いです。

■■この記事で学べること■■
  1. プレゼンを終わるときに考えるべきこと
  2. プレゼン資料の最後に用意すべき具体的なスライド内容
  3. パワーポイントでの「スライド一覧」の表示方法

プレゼンの最後って、どうやって締めてる?

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トリジ先生

さていきなりですが、質問です。PowerPointを使ったプレゼンの一番最後って、どんな感じで締めてます?

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神楽くん

…えっ? 一番最後ですか? ん~まぁ「ご清聴ありがとうございました」ってスライド出して、普通に終わってましたけど(・Д・)

ご清聴ありがとうございましたスライド
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トリジ先生

はい、いただきました。期待通りのご回答、誠にありがとうございます笑。

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神楽くん

えっ? ちょっとちょっと! なんですかその言い方! 気になるじゃないですか!o(`ω´ )o

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トリジ先生

まぁまぁ、カッカしないで笑。今日はまさにその「ご清聴ありがとうございました」スライドの意味について考えたいんですよ。そして結論を言ってしまうと、このスライドって全く必要ないんですけど。

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神楽くん

えっ!? いらないんですか?? いきなり衝撃的なこと言いますね( ゚д゚)

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トリジ先生

そう、いらないんですよ。そもそも、このスライドって何のためにPowerPointで表示してるんでしょうか?

感謝の気持ちって、どう伝える?

パワーポイントでプレゼン資料を作ったとき、なんとなく最後に入れることが多い「ご清聴ありがとうございました」と、ひと言だけ書かれたスライド。このスライドって、何のために用意するのか、考えたことがありますか?

おそらく多く聞かれる回答としては、“聴衆の皆さんに対して、最後まで聴いてくれてありがとうの「感謝」を伝えるため”。この「ご清聴ありがとうございました」のスライドは非常によく見かけますが、ほとんどの方が“感謝の気持ち”を伝えるためにパワーポイントの最後に入れているのではないでしょうか。

ただそこで1つ考えたいのは、「感謝の意って、わざわざスライド1枚使って書かないと本当に伝わらないの?」ということ。確かに自分のプレゼンのために貴重な時間を割いて最後まで聴いてくれるなんて、すごくありがたいことです。だから感謝の気持ちは伝えたい。

だけど、それをわざわざスライドで表現する必要性ってあるのでしょうか。

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トリジ先生

感謝の気持ちは、心を込めて言葉で話すだけでも十分伝わると思いませんか?

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神楽くん

た、確かにそうですね。。言葉で伝えるだけで十分か(; ・`д・´)

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トリジ先生

なので「ご清聴ありがとうございました」は、プレゼンの最後にきちんと言葉で伝えればOK。スライドはわざわざ用意する必要ないと当ブログでは考えます。

プレゼンの最後は「まとめ」か「スライド一覧」を表示させよう!

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神楽くん

でもそうなると、プレゼンの最後って、PowerPointでは何を表示すればいいんでしょうか?(*´・д・)??

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トリジ先生

そんな時に考えたいのは、やっぱり「聴衆の方々が、何を必要としているか」です。プレゼンの最後に皆さんが見たいものって、何でしょう?ヒントは「プレゼンが終わると行われるもの」。

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神楽くん

終わると行われるもの?ん~…あっ!質疑応答ですか!

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トリジ先生

そう!プレゼンが終わるとだいたいは質疑応答の時間が設けられてますよね。その時に必要なものを表示すれば良いんですよ。

聴衆の方々からすれば、最後は質問をするために「今回のプレゼンでどんなことが話されていたか」を振り返りたいはず。そのため、皆さんが振り返りができるように、プレゼンのポイントを整理した「まとめ」のスライドを用意してあげると良いでしょう。まとめは箇条書きなどでも十分です。

しかも、まとめのスライドを用意してあげれば、最後にプレゼンのポイント・主張をもう一度アピールすることもできるので、一石二鳥です。

プレゼン資料のまとめスライドサンプル

もしくは、まとめのスライドを作る時間がなかったら、以下のようにパワーポイントの「スライド一覧」を表示するだけでもOKです。これがあるだけでも、聴衆の皆さんはすごく質問がしやすくなります。

プレゼンの締め方も、あくまで聴衆の方々目線で考えて、それに合ったスライドを用意するのが良いでしょう。

スライド一覧を表示

なお、パワーポイントでの「スライド一覧」の表示方法は、以下を参考にしてみてくださいね。簡単な操作でスライドを一覧表示することができます。

  1. まずPowerPointを開いたら、[表示]タブ→[スライド一覧]をクリック。
  2. パワーポイントでのスライド一覧の表示方法
  3. するとスライドが一覧表示に変わる。
    スライド一覧を表示
  4. dummy
    神楽くん

    確かに一覧があるだけでも「あ〜こんなこと話してたな!」って思い出しやすいですね!

    東京,神楽坂,東京note,グルメ

    YouTubeで今回の記事の内容を見たい方はこちら!

    dummy
    トリジ先生

    今回の内容を動画で見たい方は、当ブログ筆者がYouTubeチャンネル『ビズデザ』でもブログより詳しく解説しているので、こちらも併せてご参考ください(チャンネル登録もしていただけると、中の人は飛び跳ねて喜ぶそうです)

    まとめ:ありがとうのスライドは、全然ありがたくない!

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    トリジ先生

    聴衆の方々のために、最後は何が必要なのか。聴衆の方々の目線で考えていけば、自ずと必要なスライドが見えてきます。

    「ご清聴ありがとうございました」のスライドは、文字通り「ありがとう」の気持ちを表現したものですが、ただ聴衆の方々からすれば、実のところ全く「ありがたくない」んですよね笑。あくまでプレゼンは聴いてくださっている方々のために行うものなので、最後まで聴衆目線は忘れずにPowerPointも構成していきましょう!

    そして、スライドでありがとうの気持ちを表さない代わりに、これまで以上に口頭での「ありがとうございました。」には感謝の気持ちを込めるのもお忘れなく!

    なお、「まとめスライド」の具体的な中身・作り方のポイントは以下の記事で解説しています。

    プレゼン資料の締めのスライドサンプル

    「ご清聴ありがとうございました」の代わりに『まとめスライド』を見せる!その時のポイントはこれ!

    2020.03.04
    dummy
    トリジ先生

    あと、パワーポイント資料の作り方・デザインで困ったときは、以下の本もおすすめです。デザイン初級者の方向けに、ビジュアルでわかりやすく体系的にまとめられていますよ。

    dummy
    神楽くん

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ABOUTこの記事をかいた人

エディター・グラフィックデザイナー。オウンドメディアの記事編集やクリエイティブ制作を中心に行いつつ、デザイン・資料作成の研修講師兼アドバイザーとしても活動中。 パワーポイント資料作成の企業研修実績も多数(延べ1,000人以上にレクチャー)。著書に『ひと目で伝わるプレゼン資料の全知識』(株式会社インプレス発行)がある。