当ブログでは、ビジネスシーンで作成する資料で“誰でも・手軽に使える”レイアウトノウハウ・テクニックをお伝えしています。
その中でも、プレゼンで使う『スライド資料(PowerPoint、Keynote)』の効果的かつ伝わりやすいおすすめの見せ方・作り方のノウハウをシリーズでお話ししています!今回はPowerPointの「聴衆の方々への配慮」について考えてみる回です。
プレゼンテーションの聴衆の皆さんは、若い方~ご年配の方、社内の方〜社外の方まで様々です。その上でPowerPointを作成する際に配慮した方が良い点がいくつかありますので、その見せ方等について一緒に考えていきましょう!
これらをうまく活用できればグッとPowerPointのプレゼン資料もレベルアップすると思いますので、ぜひご参考にしてくださいね!
まずその前に、PowerPointを「キレイに、わかりやすく・伝わりやすくする」ための基礎知識について学びたい方はこちら↓↓↓
聴衆者への配慮

さて今回は、プレゼン時の聴衆の皆さんへの配慮について考えていきたいと思います。プレゼンシーンによって、聴衆の方々の属性(年代、性別など)もバラバラですよね?時にはいつもより余計に気を回した方がいいとケースもあります。

そうなんですね!それはどんな時でしょうか?(・Д・)

これからその点について一緒に考えていきましょう!
ご年配の方が多い時は、文字は気持ち大きめに

まず考えたいのは、ご年配の方が多い時です。いつもご年配の方々へプレゼンをする時、PowerPointの見せ方で特に配慮している・意識していることはありますか?

ん~そうですね、やるとすれば、やっぱり文字は少し大きめにしてますかね!

おー素晴らしい!ちゃんとやってるじゃないですか!君らしくない!

…えっ?はは、そうですか?(一瞬褒められたようで、すぐムカつくパターン(´-`).。oO)
ご年配の方が聴衆に多い場合、文字の大きさについては普段より少し気を配りましょう。特にご年配の方々の場合は、小さい文字が見づらくなるケースがありますので、やっぱり文字はいつもよりも気持ち大きめにしてあげた方が親切ですね。
小さい文字は見づらくて、脳へのストレスが高くなりますので、こういった配慮も必要です。

ただ、あまりにも大きくし過ぎちゃうのはダメなんですよね?(^o^)

そう!よく覚えてましたね!あまりに大きくし過ぎて余白がなくなっちゃうのはダメ、厳禁です。
余白がなくなって圧迫感が出てくると、逆にわかりにくくなってしまうので。このノウハウについてはこちらの記事で解説しています↓↓↓
特殊な言葉は使わない
あと加えて意識しておきたいのは、専門用語などの特殊な言葉の使用についてです。その業界でしか通用しない言葉だとか、カタカナ言葉とか、こういったものをつい使ってしまったりするんですが、聴衆の皆さんはわかりにくいのでやめましょう。
特にわかりにくいのがカタカナ言葉です。なんとなく響きがかっこいいからとかの理由で使ってしまうことが多いんですが、これ本当にわかりにくいので極力やめましょう。
例えば、
・シルバーエイジ
・ディヴィジョン
・キャッチアップ
なんて言葉の言い回し、最近はちょこちょこと仕事の会話上で聞かれると思いますが、実際のところこういったカタカナ語はわかりにくかったりします。人によっては、「は?なんて?」って思われちゃったりw
もちろんすぐ理解できる人もたくさんいると思いますが、万人がすぐに理解しやすいかというと、そうではないでしょう。めっちゃわかりにくい!って人も一定数いるはず(汗)。であれば、シンプルに、
・シルバーエイジ ⇒ 高齢者
・ディヴィジョン ⇒ 部署
・キャッチアップ ⇒ 追いつく
と表現してあげた方が誰に対しても優しい見せ方になります。


ほんとですね、この方が誰が聞いてもわかりやすい((´∀`))
まさに「誰が聞いてもわかりやすい」ってのが大事。格好つける必要なんてプレゼンでは全く必要ないので、なるべくわかりにくいカタカナ言葉も使わないようにしましょう。誰が聞いてもわかりやすい表現、これを意識するといいですね!
あ、あと社内でしか使っていない用語・略称なども注意です。これは社外向けプレゼンでは100%通用しませんので!

まとめ:常に聴衆の方々の目線で!

言葉の選択1つ1つも、わかりやすさを左右します。
当ブログでは一貫してお伝えしている通り、PowerPoint作りでは常に「聴衆の方々が見てわかりやすいか」を意識する必要があると思います。
今回の内容もまさにその視点。特に言葉遣いなどはついやってしまいがちな部分でもあると思いますので、日頃から「聴衆者目線」を意識しておくことが大切ですね!
次回はプレゼンの最後を飾る「ありがとうスライド」について考えていきます!お楽しみに~٩( ‘ω’ )و
↓↓↓次回の記事はこちら↓↓↓

もし書籍で資料デザインを学ぶのであれば、以下の本は結構オススメです。“ノンデザイナー”であるビジネスマンの方向けにわかりやすく解説されていますよ。