【決定版】パワーポイントの箇条書きを劇的に見やすく・わかりやすくするデザインのコツ。“間隔”の調整がカギ。

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今回はプレゼン資料用のパワーポイントで、「箇条書き」をよりわかりやすく・綺麗に見せる上でのデザインのポイントや、パワーポイントでの具体的な調整方法について、完全網羅して詳細に解説していきます!

箇条書きは細かい部分をちょっと調整してあげるだけで、見栄え・わかりやすさが劇的に改善されるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

■■この記事を読むとわかること■■

  • パワーポイントで箇条書きを使うメリット
  • パワーポイントの箇条書き機能の使い方
  • 箇条書きを見やすく・わかりやすくするポイント
  • 箇条書きを見やすく・わかりやすくする具体的なデザイン調整方法

おさらい:箇条書きを使うとパワーポイントの文字量が減ってわかりやすくなる

以前の記事でパワーポイントで箇条書きを使う際のポイントややり方をお伝えしました。以下に内容をまとめてみたので、おさらいとしてぜひご覧ください!

■■パワーポイントで箇条書きを使うときのポイント■■

  • わかりやすいパワポ資料を作るには「箇条書き」での表現は必須
  • 箇条書きを使うとパワポの文字量を減らすことができる
  • それによって「パッと見ただけで」概要が把握できるようになる
  • 箇条書きを表現する際は、パワポにある「箇条書き機能」を使う

念のためもう一回前回の内容をしっかり読んでおきたいという方はこちらからどうぞ↓↓↓

パワーポイントで「箇条書き」を表現するやり方・操作方法を解説。箇条書きのメリットって何?

2021.04.16

箇条書きをよりわかりやすくするにはデザインを調整しよう

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トリジ先生

以前の記事で「箇条書き」のノウハウを共有した時、わかりやすくするには「まだやることがある」ということをお話ししたのを覚えていますか?

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神楽くん

そういえば「デザインを整えた方がいい」って言ってましたよね!ずっと気になっていました!

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トリジ先生

そう、パワポで見やすい・わかりやすい箇条書きにするには、実は一定の見せ方・作法があるので、少しデザインを調整してあげる必要があるんです。今回はそのノウハウをお伝えしていきますよ。

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神楽くん

なるほど!よろしくお願いします!

パワーポイントでの箇条書きのやり方

最初におさらいとして、パワーポイントでの箇条書きのやり方を確認しておきましょう。

パワーポイントには箇条書きをボタン1つで設定できる「箇条書き機能」がついています。これを使えば箇条書きを簡単に表現することができますよ!

具体的なパワーポイントでの操作方法・やり方は以下を参照ください。

箇条書き機能(リスト機能)の使い方

まずは基本となる「箇条書き機能(リスト機能)」の使い方です。箇条書きを表現したいときに必須の機能になるので、必ず押さえておきましょう!

  1. パワーポイントを開き、テキストを挿入する。
  2. パワーポイントでの箇条書き機能の基本的な使い方
  3. 挿入したテキストボックスを選択した状態で、[ホーム]タブの中にある[箇条書き]ボタンをクリックする。
  4. パワーポイントでの箇条書き機能の基本的な使い方
  5. すると、段落単位に箇条書きの点(ビュレット/行頭文字)が挿入される。簡単!
  6. パワーポイントでの箇条書き機能の基本的な使い方
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神楽くん

とっても簡単に設定できるんですね! これを使えば作業の効率化・時短にもつながりそうだ!

箇条書きのレベル(階層)の設定方法

箇条書きを表現する際、内容によっては階層を分けた方がわかりやすくなることもあります(「大見出し→小見出し」など)。そんなときは箇条書きのレベル(階層)の上げ下げを行いましょう。

以下は「階層を下げる」時の具体的なパワーポイントの操作方法です。

  1. 箇条書きの中で、レベルを下げたい段落の行頭にカーソルを合わせる。
    複数段落を一括でレベル変更したい場合は、該当段落を全て選択する。
  2. 箇条書きのレベル調整方法
    箇条書きのレベル調整方法
  3. [ホーム]タブにある[インデントを増やす]をクリック(または[Tabキー]を押す)。
  4. 箇条書きのレベル調整方法
  5. すると、該当段落の階層が下がる。
  6. 箇条書きのレベル調整方法
dummy
トリジ先生

今回は階層を下げる方法をご紹介しましたが、②の手順の時に[インデントを減らす]または[Shift]+[Tabキー]を押すと、階層を上げることもできますよ。

箇条書きの行頭文字のデザインを変更する方法

さらに箇条書きの先頭の点(行頭文字)は、大きさ・色・形などデザインを変更することもできます。見やすい箇条書きにする時には特にサイズの調整は必須になるので、この操作方法も必ず押さえておきましょう。

  1. デザインを変更したい箇条書きの段落を選択する(今回は全ての行頭文字を変更したいので、全段落を選択)。
  2. 箇条書きの行頭文字のデザイン変更方法
  3. [ホーム]タブ→[箇条書き]ボタン右にある[▼](下向き三角)をクリック→[箇条書きと段落番号]を選択する。
  4. 箇条書きの行頭文字のデザイン変更方法
  5. [箇条書きと段落番号]ダイアログボックスが表示される。ボックス内以下の各箇所を変更することで、行頭文字の大きさ・色・形が変わる。
  6. 箇条書きの行頭文字のデザイン変更方法
dummy
神楽くん

こんなに細かく変更もできるんですね! 覚えておきます!

おまけ①:行頭文字の形を記号・特殊文字に変更する方法

なお、箇条書きの先頭の点(行頭文字)は、シンプルな●や◆のほか、「※」などの記号・特殊文字にすることもできます。

  1. [箇条書きと段落番号]ダイアログボックスの中にある[ユーザー設定]をクリック。
  2. 行頭文字を記号に変更する方法
  3. [記号と特殊文字]ダイアログボックスの中央部に表示される記号・特殊文字の中から、任意のものを選択して[OK]を押す。
  4. 行頭文字を記号に変更する方法
  5. すると行頭文字が任意の記号・特殊文字に変わる。
  6. 行頭文字を記号に変更する方法

おまけ②:行頭文字の形をアイコン・画像に変更する方法

さらに、箇条書きの先頭の点(行頭文字)は、アイコンや画像に変更することもできます。

  1. [箇条書きと段落番号]ダイアログボックスの中にある[図]をクリック。
  2. 行頭文字をアイコンや画像に変える方法
  3. [図の挿入]ダイアログボックスの中から[アイコンから]をクリック(行頭文字を画像にしたい場合は、その他の3つの中から任意のものをクリック)。
  4. 行頭文字をアイコンや画像に変える方法
  5. パワーポイント内に用意されているアイコンの一覧が表示されるので、任意のものを選択して[挿入]を押す。
  6. 行頭文字をアイコンや画像に変える方法
  7. すると行頭文字が任意のアイコンに変わる。
  8. 行頭文字をアイコンや画像に変える方法
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トリジ先生

なお、行頭文字をアイコンや画像に変えるとカジュアルになり過ぎることも多いので、ビジネス資料ではシンプルな●や◆などを使う方が無難です。この点は注意しておきましょう。

箇条書きをわかりやすいデザインにするためのポイント5つ

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トリジ先生

「箇条書き」をわかりやすいデザインにするためには、以下の5点についてデザインを調整してあげましょう。パワポの箇条書き機能や行間機能などを使うと簡単に調整できますよ。

以上の通り、パワーポイントについている「箇条書き機能」はとっても簡単に使えて便利な機能ですが、初期設定のままだと少しデザイン的に見づらかったり、ちょっと不恰好だったりします。そのため少しだけデザイン・レイアウトの調整をしてあげましょう。デザインを整えてあげた方がいいのは、以下の項目です。

それぞれをどのようにデザイン調整すれば良いのかを、これから1つずつ解説していきます。

■■箇条書きのデザイン調整をした方がいいところ■■

  1. 行頭文字(行頭の点/ビュレット)のサイズ
  2. 行頭文字とテキストスタート位置(インデント)の距離
  3. 箇条書き全体の行間
  4. 箇条書きの段落間
  5. 箇条書きの改行の位置

行頭文字のサイズを大きくする

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トリジ先生

まず最初は箇条書きの頭につける点(行頭文字/ビュレット)を調整しましょう。この「・」は少し大きめにしてあげた方がわかりやすくなりますよ。

箇条書きの行頭の点(行頭文字/ビュレット)は少し大きくしてあげるのがポイント。これは以前の記事でも解説していますが、小さいままだと文章のレイアウト次第では一瞬中黒の意味合いとして置かれているように見えてしまうからです。そのためよく使われるような「・」のような小さいサイズの点ではなく、しっかりと大きめな点にしてあげましょう。

行頭の点のサイズを変更する方法は、以下を参考にしてみてくださいね!

  1. サイズを変更したい箇条書きの段落を選択する(今回は全ての行頭文字のサイズ変更したいので、全段落を選択)。
  2. 行頭文字ののサイズ変更方法
  3. [ホーム]タブ→[箇条書き]ボタン右にある[▼](下向き三角)をクリック→[箇条書きと段落番号]を選択する。
  4. 行頭文字ののサイズ変更方法
  5. [箇条書きと段落番号]ダイアログボックスが表示される。ボックス内の[サイズ]の項目に任意の数値を入力して[OK]を押す(100%よりも大きい数字を入力すると点のサイズが大きくなり、100%より小さい数字を入力すると点のサイズは小さくなる)。
  6. 行頭文字ののサイズ変更方法
  7. 行頭の点のサイズが大きくなる。
  8. 行頭文字ののサイズ変更方法
■■行頭の点の位置がテキストとズレる時の対処法■■
行頭文字の配置変更方法
行頭の点のサイズを上記の方法で変更した時、点の位置(高さ)がテキストとズレる(テキストに対して点が上下中央にこない)ことがあります。

このままではデザイン上、非常に気持ちが悪い(デザインの4大原則「整列」がここでも重要!)ので、そんなときは[段落]の項目から点の高さを修正してあげましょう!

やり方は、以下を参考にしてみてくださいね!

  1. [ホーム]タブ→[段落]を選択。
  2. 表示されたダイアログボックスで[体裁]タブをクリックし、[文字の配置]から[中央揃え]を選んでOKを押す
行頭文字の配置変更方法
行頭文字の配置変更方法

行頭の点とテキストスタート位置(インデント)の距離を縮める

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トリジ先生

次はいわゆる「インデント」(テキストのスタート位置)の調整です。デフォルトではテキストが点から少し離れてスタートしてしまうことがあるので、ここの距離感をもう少し縮めてあげましょう。

箇条書き機能を使って箇条書きを表現すると、行頭の点の位置とテキストのスタート位置が離れて出てしまうことがあります。この距離が離れ過ぎていると見づらく感じるので、「インデント」を調整して、点とテキストのスタート位置を縮めてあげましょう。

パワーポイントでのインデントの調整方法は以下を参照ください!

  1. まず箇条書きの行頭にカーソルを合わせる。そして画面上部にあるルーラー上に表示されているインデントの位置を確認する。
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  3. インデントを左にドラッグすると、カーソルがあったテキスト位置が動くので、任意の位置まで移動させる。
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  5. 全ての箇条書きのインデント位置を移動させて完成!
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神楽くん

意外と簡単にテキストのスタート位置って変えられるんですね!

箇条書き全体の行間を少し広げる

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トリジ先生

次は箇条書き全体の行間の調整です。行間は少しだけ広くしてあげましょう。

行間が詰まっていると、窮屈さを感じます。この窮屈さの正体は、文字同士が接近し過ぎているということ。こうなっているとゴチャゴチャ感が出てきて、脳は文字を追いかけづらく(読みづらく)なってしまいます。

そのため行間は少しだけ広くとってあげるように調整しましょう。目安としては文字サイズの「1.1〜1.2倍」程度広くしてあげると良いですよ!

具体的なパワーポイントでの行間の調整方法は以下にまとめておきます。

     

  1. 箇条書きのテキストボックスを選択した状態で、[ホーム]→[行間]→[行間のオプション]をクリック。
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  3. [段落]ダイアログが表示されるので、その中の[間隔]→[行間]から[倍数]を選択し、間隔の数値に「1.2」と入力して完成!
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dummy
神楽くん

確かに行間1.1〜1.2倍くらいだと、窮屈さが和らいで、少しゆとりが出てきますね!そのまま真似させてもらいます笑!

箇条書きの段落間を少し広げる

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トリジ先生

4つ目は箇条書きの「段落間」の調整です。ここは行間以上に広くとってあげるのがポイントです。

箇条書き機能を使って箇条書きを表現すると、デフォルトでは段落同士の間隔が行間と全く同じ幅になって出てきてしまいます。これだと段落がどこで切れるのか、文章の塊がパッと見ただけではわかりづらくなるので、段落と段落の間の距離をもっと広げてあげましょう。

この時のポイントとしては行間以上にしっかりと距離を離すこと。目安としては12〜24ptくらい離してあげると、距離もしっかり取れるし、デザインのバランスも良くなります

具体的なパワーポイントでの段落間の調整方法は、以下を参考にしてみてくださいね!

  1. 箇条書きのテキストボックスを選択した状態で、[ホーム]→[行間]→[行間のオプション]をクリック。
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  3. [段落]ダイアログが表示されるので、その中の[間隔]→[段落後]の数値を「24pt」と入力して完成!(文章量に応じて適宜12pt、18pt、24ptのうちのどれかを選べばOK!)
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神楽くん

おぉ、細かいけど段落間まで調整できるとさらに箇条書きが綺麗にわかりやすくなるんですね! 活用させてもらいます!

単語の終わりまたは句読点で改行する

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トリジ先生

最後の仕上げは箇条書き時の改行の位置の調整です。単語の途中で改行してしまうと読みづらくなるので、単語の終わりまたは句読点で改行しましょう。

長めの文章を書いたときに単語の途中で改行してしまうと、何の言葉が書かれているのか一瞬わかりづらく感じます。そのため、改行するときは区切りの良い位置で行いましょう。「単語の終わり」や「句読点」の位置で改行するのがおすすめです。

箇条書きの改行位置を調整する
箇条書きの改行位置を調整する
■■行頭文字を追加せずに改行する方法■■
箇条書き機能を使って改行する際、キーボードの[Enter]だけを押して改行すると、次行の先頭に必ず行頭の点まで追加されてしまいます。でも、この点を追加せずに「改行したい!」ということもありますよね?

行頭文字を追加せずに改行する方法

そんなときは、[Shift]+[Enter]を同時に押して改行しましょう。そうすると、下の画像のように行頭の点が入らずに改行することができます。

行頭文字を追加せずに改行する方法

YouTubeで今回の記事の内容を見たい方はこちら!

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トリジ先生

今回の「箇条書きの表現・デザイン」のお話を動画で見たい方は、当ブログ筆者がYouTubeチャンネル『ビズデザ』でも解説しているので、こちらも併せてご参考ください(チャンネル登録もしていただけると、中の人は飛び跳ねて喜ぶそうです)

まとめ:ちょっと一手間加えてあげるだけで箇条書きは一気にわかりやすくなる

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トリジ先生

パワーポイントのデフォルトの箇条書きは少しデザイン的に見づらいところがあります。今回ご紹介した一手間を加えてあげるだけで、格段に見やすくなりますよ。

パワーポイントの箇条書き機能は非常に便利ですが、デフォルトの設定のままだと、ややデザイン的に見づらい&美しくない面があります。今回の記事でお伝えした方法を行うと、確かに一手間増えてしまうのは事実ですが、どれもちょっとした調整なので簡単ですし、これを行うだけで箇条書きが一気に見やすく・わかりやすくなります。

パワーポイントでの操作は慣れてしまえばすぐできますので、ぜひ色々なパワポ資料でご活用くださいね!

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トリジ先生

その他、パワーポイント資料の作り方・デザインで困ったときは、以下の本もおすすめです。デザイン初級者の方向けに、ビジュアルでわかりやすく体系的にまとめられていますよ。

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神楽くん

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当ブログ「ビズデザ(旧「Are you Designer? No, I'm...」)の中の人が、ついにYouTubeチャンネル『ビズデザ』を開設し、パワポの作り方をはじめとしたデザインノウハウの共有を始めました!


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ABOUTこの記事をかいた人

エディター・グラフィックデザイナー。オウンドメディアの記事編集やクリエイティブ制作を中心に行いつつ、デザイン・資料作成の研修講師兼アドバイザーとしても活動中。 パワーポイント資料作成の企業研修実績も多数(延べ1,000人以上にレクチャー)。著書に『ひと目で伝わるプレゼン資料の全知識』(株式会社インプレス発行)がある。