パワーポイントのスライドを縦向きに変更する3つの方法!横向きと縦向きの混在は可能?

パワーポイントでスライドを縦向きに変更する方法



 

当ブログでは、ビジネスシーンで“誰でも・手軽に使える”資料デザインノウハウ・テクニックをお伝えしています。

今回はパワーポイントのスライドの向きを「横向き」から「縦向き」に変更する方法ついて解説してみました。

チラシ・パンフレット・ポスターなどをパワーポイントで作る際に「縦向きにしたい!」というケースもありますよね? そんな時に使える“具体的なパワーポイントでの操作方法”や関連設定などを網羅してご紹介しています。

Microsoftの公式サポートで説明されている方法以外にもやり方があるので、ぜひ参考にしてみてください!

■■この記事で学べること■■
  1. パワーポイントのスライドの向きを「縦向き」に変更する設定変更・操作方法
  2. 「A4縦向き」に設定する簡単な方法
  3. 「1つのデータの中で、横向きと縦向きの混在が可能かどうか?」について

パワーポイントのスライドは「縦向き」にすることも可能

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神楽くん

トリジ先生! ポスターをパワーポイントで作りたいんですが、横向きのスライドだとイマイチうまくレイアウトできません…何か解決策ってありますか?

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トリジ先生

なるほど。それならいっその事、スライドを「縦向き」に変えてしまえばいいですよ。

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神楽くん

え! パワーポイントのスライドって「縦向き」にできるんですか!? そんなの知らなかったです! ぜひやり方を教えてください!

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トリジ先生

わかりました。いくつかやり方はありますが、どれもそれほど難しくないので、一緒に具体的なパワーポイントの操作方法を学んでいきましょう。

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神楽くん

ありがとうございます、よろしくお願いします!

パワーポイントのスライドを「縦向き」にする方法

パワーポイントのスライドは、デフォルトでは「横向き」(ワイド画面 16:9)になっていますが、実は簡単な操作で「縦向き」に変更することができます。

パワーポイントはデフォルトだと横向きになっている

パワーポイントを使ってポスター・チラシ・パンフレットなどを作るときは「どうしても縦向きにしたい!」というケースも出てくるので、その時は以下の操作方法を参考にしながら、スライドを「縦向き」にしてみましょう!

方法①:[スライドのサイズ]で「印刷の向き」を縦にする

1つめの方法は「印刷の向き」を使って縦向きにする方法。これが最も簡単かつ手軽に縦向きにできる方法なのでおすすめです。

  1. まずPowerPointを開いたら、[デザイン]タブを選択し、画面右上に表示される[スライドのサイズ]→[ユーザー設定のスライドのサイズ]をクリック。
  2. パワーポイントでスライドを縦向きに変更する方法
  3. すると[スライドのサイズ]のダイアログボックスが表示されるので、[印刷の向き]の項目でスライドを[横]→[縦]を選べばOK!
  4. パワーポイントでスライドを縦向きに変更する方法
  5. あとは「最大化」または「サイズに合わせて調整」のいずれかを選択すれば完了です。とっても簡単!
スライドのサイズ変更時に表示される「最大化」と「サイズに合わせて調整」の違い
■■「最大化」と「サイズに合わせて調整」の違い■■
  • 最大化:すでにスライド内に挿入されている文字・図形・画像などの大きさを、元のサイズのまま維持した上で縦向きにする
  • サイズに合わせて調整:すでにスライド内に挿入されている文字・図形・画像などの大きさを、縦向きスライドの横幅に収まるよう縮小する
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トリジ先生

「印刷の向き」の項目で横から縦に変更するのが最も簡単なやり方。幅・高さにこだわりがなく、手っ取り早く向きを変えたい場合は、この方法がおすすめです。

方法②:スライドの「幅と高さ」を変更して縦向きにする

2つめの方法は「スライドの幅と高さ」を変更することで、スライドを縦向きに変えるやり方です。より細かく縦横のサイズを指定したい場合におすすめ。

  1. まず[デザイン]タブを選択し、画面右上に表示される[スライドのサイズ]→[ユーザー設定のスライドのサイズ]をクリック。
  2. パワーポイントでスライドを縦向きに変更する方法
  3. すると[スライドのサイズ]のダイアログボックスが表示されるので、[幅]と[高さ]の項目で任意の数値を入力します。
パワーポイントでスライドを縦向きに変更する方法
■■一般的な縦向き印刷物の縦横サイズと主な用途■■
上記の方法の場合、[幅]と[高さ]に具体的な数値を入力する必要があるので、自分が作成したいサイズはあらかじめ決めておきましょう。一般的な用紙の縦横サイズと主な用途を以下に記載するので、参考にしてみてくださいね!
サイズ名称 実寸サイズ(mm) 主な用途
A3 297 × 420 ポスター、チラシ等
A4 210 × 297 社内資料、パンフレット、カタログ等
A5 148 × 210 発注書、納品書、手帳、ノート等
A6 105 × 148 ポストカード、手帳、文庫本等
B3 364 × 515 (電車の)中刷り広告等
B4 257 × 364 原稿用紙、折り込み広告等
B5 182 × 257 ノート、雑誌等
B6 128 × 182 手帳、卓上カレンダー、コミック等
官製ハガキ 100 × 148
名刺サイズ 55 × 91
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神楽くん

なるほど! 自分で縦横のサイズを指定して変更することもできるですね!

方法③:縦向きテンプレートを利用する

3つめの方法は、パワーポイントにデフォルトで用意されている「縦向きテンプレートを利用する」というもの。

パワーポイントには元から様々な「テンプレート」が用意されており、それを使うとイチから自分でデザインをしなくても、資料・ポスター・各種文書などが作れます。

テンプレートの中には縦向きのものもいくつか用意されているので、それらを最初に選択すれば、縦向きにすることができます。やり方は以下をご参照ください!

  1. まず[ファイル]タブを選択し、[新規]を選びます。
  2. パワーポイントでスライドを縦向きに変更する方法(縦向きテンプレートを使う方法)
  3. すると様々なテンプレートが表示されます。この段階では横向きのテンプレートばかりが出てきてしまうので、検索窓に「縦」と入力して絞り込みを行うと、縦向きのテンプレートが見つかります。
パワーポイントでスライドを縦向きに変更する方法(縦向きテンプレートを使う方法)
■■テンプレートを使う際の注意点■■
  • テンプレートは最初から様々なテーマでデザインされたものが用意されているので、自分の用途に合ったものが見つかれば、作業の時短になり非常に便利。
  • ただし、テンプレートには不要な装飾などが入っていることも多いので、テンプレートに頼り過ぎると余計に修正に時間がかかってしまうこともあります。
  • そのためシンプルなデザインの縦向き資料等を作りたい時などはテンプレートは使わず、方法①・②のやり方で縦向きにする方がおすすめです。
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トリジ先生

手っ取り早い方法ではありますが、用途にピッタリ合うものが見つからないと、逆に手間と時間がかかることも多いので、その点には注意しましょう。

おまけ:具体的な数値入力をせずに、スライドをA4縦サイズぴったりに設定する方法

パワーポイントを縦向きに変更したい時、最も多く利用するサイズは「A4縦サイズ」ではないでしょうか。

その際に、前述の『方法②:スライドの「幅と高さ」を変更して縦向きにする』を使えば、もちろんA4縦サイズにすることができますが、具体的に「幅〇〇mm、高さ〇〇mm」と入力するのって、ちょっと面倒だったりしますよね?(ミリ単位まで数字を覚えておくのも大変だし笑)

そんな時は以下の操作を行えば、具体的な数値入力をせずに、スライドをA4縦サイズぴったりに設定することができます

  1. まず前述の「方法①」を行います。[デザイン]タブを選択し、画面右上に表示される[スライドのサイズ]→[ユーザー設定のスライドのサイズ]をクリック。
  2. パワーポイントでスライドを縦向きに変更する方法
  3. すると[スライドのサイズ]のダイアログボックスが表示されるので、[印刷の向き]の項目でスライドを[横]→[縦]を選びます。
    この作業だけでもスライドは縦向きになりますが、まだサイズが「A4」になっていません(単純に9:16の比率に変わっただけ)。
  4. パワーポイントでスライドを縦向きに変更する方法
  5. そのため、再度[デザイン]タブ→[スライドのサイズ]→[ユーザー設定のスライドのサイズ]をクリックし、ダイアログボックスを表示します。
  6. パワーポイントでスライドを縦向きに変更する方法
  7. [スライドのサイズ指定]のプルダウンメニューの中から「A4 210×297mm」を選べば、A4縦向きにスライドが変更されます。
  8. パワーポイントでスライドを縦向きに変更する方法
    パワーポイントでスライドを縦向きに変更する方法
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神楽くん

なるほど!「方法①+α」の操作を行えば、具体的なサイズを入力しなくても簡単にA4縦向きのスライドにできるんですね! 今度試してみます!

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トリジ先生

以上が『パワーポイントのスライドの向きを「横向き」から「縦向き」に変更する方法』です。縦向きポスターや資料等を作る際はぜひ活用してみてくださいね。

スライドを「横向き」と「縦向き」で混在させることはできる?

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神楽くん

トリジ先生! スライドを縦向きにできることはわかったんですが、たとえば「1つのパワーポイントデータの中で、横向きと縦向きを混在させる」ことはできるんですか?

dummy
トリジ先生

いい質問ですね。実のところ、1つのデータの中で横向きと縦向きを混在させることはできません。縦向きに設定変更すると、データ内の全てのスライドが縦向きになってしまうんです。

dummy
神楽くん

そうなんですね。。資料作成時に混在させたいケースもあるかと思ったので、少し残念。。

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トリジ先生

そうなんですよね。一応、「横向きデータと縦向きデータをハイパーリンクでつなぐ」ことで、“混在しているように見せかける”方法は実はあるんですが、これは厳密には混在できているわけではありません。今後のパワーポイントのバージョンアップを期待しましょう。

まとめ:簡単設定変更で縦向きスライドを活用してみよう!

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トリジ先生

パワーポイントはプレゼン資料だけでなく、ポスター・チラシなどの制作にも使えます。パパッと設定を変更して縦向きスライドをうまく活用しましょう。

今回は『パワーポイントのスライドの向きを「横向き」から「縦向き」に変更する方法』についてご紹介しました!

プレゼン資料以外にも、ポスターやチラシなどを手軽に作りたい時等によく活用されるパワーポイント。縦向きにする方法は意外と知られていないものの、いざやってみるとすごく簡単な設定変更で実現できてしまいます。

特に幅・高さにこだわりがなければ、方法①でご紹介した「印刷の向き」を縦にするやり方は非常に手軽なのでおすすめです。スライドを縦向きにしたいときは、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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トリジ先生

その他、パワーポイント資料の作り方・デザインで困ったときは、以下の本もおすすめです。デザイン初級者の方向けに、ビジュアルでわかりやすく体系的にまとめられていますよ。

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神楽くん

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ABOUTこの記事をかいた人

エディター・グラフィックデザイナー。オウンドメディアの記事編集やクリエイティブ制作を中心に行いつつ、デザイン・資料作成の研修講師兼アドバイザーとしても活動中。 パワーポイント資料作成の企業研修実績も多数(延べ1,000人以上にレクチャー)。著書に『ひと目で伝わるプレゼン資料の全知識』(株式会社インプレス発行)がある。