当ブログでは、ビジネスシーンで“誰でも・手軽に使える”デザインノウハウ・テクニックをお伝えしています。
今回はプレゼン資料用のパワーポイントに関するお話。特に箇条書きを使う際のポイントについてお伝えしていきます!
目次
箇条書きはプレゼン資料ではすごく大切!

さて今回はPowerPointで「箇条書き」を使う際のポイントについて話していきますよ。

箇条書きですか!俺、あんまり箇条書きって使ってないんですが、何かポイントがあるんですか?

箇条書きは、わかりやすいプレゼン資料を作る際の必須表現です。ポイントもいくつかあるので、一緒に確認していきましょう。

そうなんですね!よろしくお願いします!
「箇条書き」を使うメリット

まずは箇条書きって「どんなことができるのか」、つまり箇条書きのメリットを考えてみましょう。神楽くんはわかりますか?

箇条書きのメリットですか? うーん、改めてそう聞かれると…イマイチわからないですね。。。

確かに箇条書きって、なんとなく使っているという方も多いのかもしれませんね。ただ、箇条書きって明確なメリットがあるんです。それは「パワポの文字量を減らせる」ということですよ。
以前の記事でもお伝えしている通り、プレゼンにおけるパワーポイント資料は「パッと見て内容が理解できる」ようなデザインにする必要があります(詳細はこちら)。ということは、なるべく長い文章で書かないようにしなければいけません。
例えば下のようなスライドだと、長い文章がツラツラと書かれているので、パッと見では中身が理解できないですよね。

そんな時に「箇条書き」を使うのが有効です。プレゼンはトークとパワポのセットで伝えていくものなので、パワポに事細かに書かなくても大丈夫。
なので余計な言葉は削ぎ落としたり、違う言葉で言い換えたりしながら、端的に箇条書きで表現してあげると、一文ごとに文章が完結するので分かりやすくなります。
また接続語などを書かなくても文章として成立するようになるので、文字量がグッと減らせます。


なるほど!確かに箇条書きを使うと、より簡潔な表現にすることができて、わかりやすく感じますね!
パワーポイントで箇条書きを表現する方法

箇条書きのメリットはしっかり理解できたのですが…ちなみにパワーポイントで箇条書きを使うときって、どうすればいいんでしたっけ?汗

パワーポイントには「箇条書き機能」がついているので、それを使えば簡単に表現できますよ!使い方は以下の通りです。
箇条書き機能の使い方
①パワーポイントを開き、テキストを挿入する。

②挿入したテキストボックスを選択した状態で、[ホーム]タブの中にある[箇条書き]ボタンをクリックする。

すると、段落単位に箇条書きのポツ(行頭の点)が挿入されます。以上!

おお!とっても簡単ですね!これから活用していきます!
わかりやすい箇条書きにするには、多少のデザイン調整が必要

これで箇条書き機能の使い方はマスターできましたね!ただ「わかりやすい箇条書き」にするには、実はもう少しデザインを整えてあげる必要があります。
パワーポイントについている「箇条書き機能」は、とっても簡単に使えて便利な機能ですが、初期設定のままだと少しデザイン的に見づらかったり、ちょっと不恰好だったりします。また「わかりやすい箇条書き」にするには、一定の見せ方・作法もあるので、少しデザインを整えてあげるといいでしょう。
デザインを整えてあげた方がいいのは、以下の項目になります。
- 行頭のポツのサイズ
- 行頭のポツとテキストスタート位置(インデント)の距離
- 箇条書き全体の行間
- 箇条書きの段落間
それぞれをどのようにデザイン調整すれば良いのかは、下の記事で解説していますので、気になる方はぜひそちらをご参照ください!
まとめ:パッと見て中身のわかるパワポ資料にするには箇条書きの活用が大切


「わかりやすいパワポ」と「箇条書き」は相性抜群。一瞬で内容が理解できるようなパワポデザインにするためには、箇条書きを使った表現がとても大切です。
今回の記事でお伝えした通り、箇条書きを使うと文章が端的に表現できるようになるので、パワポの文字量を大きく減らすことができて、内容がパッと理解しやすくなります。また間あいだに適度に余白が入るようにもなるので、圧迫感が減って、全体がすっきりとしているようにもなったり。
箇条書きを活用するという方法は、意識さえできれば比較的取り組みやすいので思いますので、ぜひ色々なパワポ資料で使ってみてくださいね!


もし書籍で資料デザインを学ぶのであれば、以下の本は結構オススメです。“ノンデザイナー”であるビジネスマンの方向けにわかりやすく解説されていますよ。