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量じゃなくて比率を示す!PowerPointでの円グラフの注意点

 
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1984年東京生まれ。 デザイナーであった両親の影響もあり、学生時代からグラフィックデザイン・エディトリアルデザインの基礎〜実践的知識・スキルを習得。 大学卒業後、大手出版社に新卒で入社。3年間編集部にて単行本や継続出版物等の企画・編集業務を経験したのち、26歳で経営企画部に異動。その後7年間、経営計画・戦略の策定、市場・競合分析、収益予測等を担当し、企業経営全般に関する実践的知識・経験を蓄積。 編集者と経営企画スタッフという、世間一般的にも珍しい組み合わせの職歴・経験を積み、独自のスキル・思考フレームワークを確立。 2017年3月に出版社を退職。同7月に株式会社トリッジを設立。現在は、同社でWeb・グラフィックデザイン、メディア運営の事業を中心に展開しつつ、企業・個人向けにビジネス資料作成のアドバイザー・研修講師としても活動中。

 


当ブログでは、ビジネスシーンで作成する資料で“誰でも・手軽に使える”レイアウトノウハウ・テクニックをお伝えしています。

その中でも、プレゼンで使う『スライド資料(PowerPoint、Keynote)』の効果的かつ伝わりやすいおすすめの見せ方・作り方のノウハウをシリーズでお話ししています!
今回もとっても役立つ&すぐに明日から使える“極意”になってますので、ぜひお付き合いください٩( ‘ω’ )و

今回は前回までに引き続き、PowerPointでの「グラフ」の「キレイで、わかりやすい・伝わりやすい」見せ方・おすすめのレイアウトのコツやポイントについてお話ししていきますよ!

今回は「PowerPointのグラフの中でもこれまたよく使う“円グラフ”」についてのお話をしていきます!
ぜひ活用して1つ上のプレゼン資料を作ってくださいね!

まずその前に、PowerPointを「キレイに、わかりやすく・伝わりやすくする」ための基礎知識について学びたい方はこちら↓↓↓

秘密は脳にあり!キレイで伝わりやすいPowerPointの作り方の条件を徹底解剖!


 

 

おさらい:折れ線グラフは「何を伝えたいのか」をはっきり示す!

前回はPowerPointのプレゼン資料でも頻出する「折れ線グラフ」のわかりやすい見せ方についてお話ししました。

折れ線グラフは「推移」を表すグラフですが、推移を表すグラフは実はパッと見ただけだと何が言いたいのかわかりにくい(色々なことが読み取れてしまう)という特徴があります。

そのため、PowerPointでも言いたいことを「添え書き」ではっきりと書いて、「色使い」もそれがわかりやすいように(例えば、“当社”の折れ線にだけ色をつけてあげる等)してあげる必要がある、ということでした。

これが出来ているかどうかで、PowerPointの折れ線グラフのわかりやすさ・伝わりやすさが大きく違ってくるので、ぜひこのテクニックを活用しましょう。

そんなお話でしたが、ここまで覚えていましたか?

はい!大丈夫です!∠(・`_´・ )ビシッ

OK!それでは次から今回の内容に入っていきますよ!
今回はPowerPointでの「円グラフの見せ方のポイント」についての内容です!

円グラフも分析系のプレゼン・PowerPointではよく使うグラフになりますね。その際気をつけた方が良い点などをお伝えしていきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

あ、でも念のためもう一回前回の内容をしっかり読んでおきたいという方はこちら↓↓↓

折れ線グラフはこう見せないと伝わらない!PowerPointでの見せ方の極意はこれだ!

 

円グラフを使うべき時って?

今回は円グラフについてです。
PowerPointで円グラフはよく使いますか?

そうですね!何か数値面で分析した内容を発表する時とか、よく使ってます(๑˃̵ᴗ˂̵)

そうですよね!
円グラフは、棒グラフ・折れ線グラフと並んでPowerPointの「グラフ三羽ガラス」の一員ですから、メジャーですね。

グラフ三羽ガラス…そ、そうなんですか(´-`).。oO(いかにも今作った感溢れるネーミングでワロタ…)

まぁそんなことどうでもいいのですがw、もう1つ質問。
円グラフって、どういう時に使ってます?

ん~と…やっぱり量を表すときに使ってますかねぇ(o_o)

はい、そうですよね。
「量」を表すときに使うのは正しいと思います。
ただ、実はここに1つ気をつけないといけないことがありまして。

えっ?「量を表す」ってことにですか?

そうなんです。
実は円グラフでは、量は量でも「量の増減」を表してはいけない、という注意点があるんです。

ど、どういうことですか?( ゚д゚)

 

円グラフで「量の増減」を表すのはご法度!

円グラフで量の増減を表現してしまうと、実はPowerPoint見ている聴衆の皆さんが理解しづらい、または誤解を与えてしまう可能性があるんです。

わかりやすいように例をあげてみましょう。
例えば、第10期の時に、ある商品Aの売上が「150」で、3年後に「180」に増えたとします。
それを円グラフで表現すると、下の図の青い部分(商品A)のようになりますよね?

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そうですね!きちんと数字は増えてますし、表現としておかしくないんじゃないですか?

そう、「数字」は確かに増えています。
でも、青い部分(商品A)の「面積」はどうですか?

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…えっ?…あ!青い部分の面積は小さくなってる!

そうなんです!数字は増えてるのに、面積は減っちゃってますよね。
これだと、聴衆の皆さんはパッと見たときに「増えたのか、減ったのか」が一瞬で判断しづらいんです。

なんでこういうことが起こるかというと、実は円グラフの「総量」が第10期と第13期で違うからです。

単純に商品Aの数値だけが増えてて、他の色の商品数値が変わってなければ、青い面積も大きくなるんですが、3年間の間にもちろん他の商品の数字も動きます。
つまり全体の総量が変わってしまう。
そうすると、いくら数字が増えていたとしても、面積自体は小さくなってしまう、ということが起きるんです。

こうなってしまうと、パッと見た感じ「逆に減っている」ようにも見えてしまうかもしれない。
PowerPointを見ている聴衆の皆さんに誤解を与えてしまう可能性が高いです。

な、なるほど( ゚д゚) これは気づいてませんでした。。

 

円グラフでは「比率」を表現しよう!

意外とこれは気付きづらい点ですよね。
なので円グラフを使うときは、「量の増減」そのものを表すのではなく、「シェアなどの比率」を見せる時に使いましょう

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比率であれば、全体量が変わったとしても影響を受けません。あくまで「割合」を表現してますからね。
なので円グラフで表現すれば適切な面積が表示されるようになります。

確かに!比率を表す時なら、円グラフがうってつけですね!

 

まとめ:グラフも適材適所で使い分けを!

今日の内容は以上になります。PowerPointの資料作りのご参考になりましたでしょうか?

PowerPointでも色々とグラフは入れられますが、それぞれ使うべき場面と種類があるわけですね。
つまり、「適材適所で使い分ける」というのがPowerPointのグラフではポイントになります。
ぜひこの辺りも注意しながら、PowerPoint作りもレベルアップしていきましょう!

今回でグラフに関するお話は終了!次回からは「表」のわかりやすい・伝わりやすい見せ方を数回に分けてお伝えして行く予定です。
お楽しみに〜٩( ‘ω’ )و

 

 
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1984年東京生まれ。 デザイナーであった両親の影響もあり、学生時代からグラフィックデザイン・エディトリアルデザインの基礎〜実践的知識・スキルを習得。 大学卒業後、大手出版社に新卒で入社。3年間編集部にて単行本や継続出版物等の企画・編集業務を経験したのち、26歳で経営企画部に異動。その後7年間、経営計画・戦略の策定、市場・競合分析、収益予測等を担当し、企業経営全般に関する実践的知識・経験を蓄積。 編集者と経営企画スタッフという、世間一般的にも珍しい組み合わせの職歴・経験を積み、独自のスキル・思考フレームワークを確立。 2017年3月に出版社を退職。同7月に株式会社トリッジを設立。現在は、同社でWeb・グラフィックデザイン、メディア運営の事業を中心に展開しつつ、企業・個人向けにビジネス資料作成のアドバイザー・研修講師としても活動中。

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