量じゃなくて比率を示す!パワーポイントで円グラフを使うときの注意点をわかりやすく解説します



 

当ブログでは、ビジネスシーンで作成する資料で“誰でも・手軽に使える”レイアウトノウハウ・テクニックをお伝えしています。

その中でも、プレゼンで使う『スライド資料(PowerPoint、Keynote)』の効果的かつ伝わりやすいおすすめの見せ方・作り方のノウハウをシリーズでお話ししています!今回はPowerPointのグラフの中でもよく使う「円グラフ」についてのお話です。ぜひご活用ください!

まずその前に、PowerPointにグラフを載せる際のベースとなるポイントについて学びたい方はこちら↓↓↓

PowerPoint,グラフ,色,シンプル,メインカラー,おすすめ,テクニック,コツ

グラフは重要ポイントにだけ色をつける!パワーポイントのグラフの見せ方基礎を解説!

2018.08.21

おさらい:折れ線グラフは「何を伝えたいのか」をはっきり示す!

前回はPowerPointでの「折れ線グラフ」のわかりやすい見せ方をお伝えしました。以下にポイントを箇条書きでまとめてみたので、ご覧くださいね!

  • 折れ線グラフは「推移」を表すグラフ
  • 推移を表すグラフは、実はパッと見では何が言いたいのかわかりにくい(=色々なことが読み取れてしまう
  • そのため、言いたいことを「添え書き」ではっきりと書くべき。
  • 加えて、言いたいことの部分だけに色をつけてあげる(例えば“当社の折れ線にだけ”色をつける等)。

  • 念のためもう一回前回の内容をしっかり読んでおきたいという方はこちからどうぞ↓↓↓

    PowerPoint,グラフ,折れ線,わかりやすい,ポイント

    折れ線グラフは「主張を明確に」するのが大事!パワーポイントでの見せ方の秘訣を解説!

    2018.09.26

     

    円グラフを使うべき時って?

    dummy
    トリジ先生

    今回は円グラフについてです。PowerPointで円グラフはよく使いますか?

    dummy
    神楽くん

    そうですね!何か数値面で分析した内容を発表する時とか、よく使ってます(๑˃̵ᴗ˂̵)

    dummy
    トリジ先生

    そうですよね!円グラフは、棒グラフ・折れ線グラフと並んでPowerPointの「グラフ三羽ガラス」の一員ですから、メジャーですね。

    dummy
    神楽くん

    グラフ三羽ガラス…そ、そうなんですか(´-`).。oO(いかにも今作った感溢れるネーミングでワロタ…)

    dummy
    トリジ先生

    まぁそんなことどうでもいいのですがw、もう1つ質問。
    円グラフって、どういう時に使ってます?

    dummy
    神楽くん

    ん~と…やっぱり量を表すときに使ってますかねぇ(o_o)

    dummy
    トリジ先生

    はい、そうですよね。「量」を表すときに使うのは正しいと思います。
    ただ、実はここに1つ気をつけないといけないことがありまして。

    dummy
    神楽くん

    えっ?「量を表す」ってこと自体にですか?

    dummy
    トリジ先生

    そうなんです。
    実は円グラフでは、量は量でも「量の増減」を表してはいけない、という注意点があるんです。

    円グラフで「量の増減」を表すのはご法度!

    円グラフで量の増減を表現してしまうと、実はPowerPoint見ている聴衆の皆さんが理解しづらい、または誤解を与えてしまう可能性があります。

    dummy
    トリジ先生

    わかりやすいように例で見てみましょう。例えば、第10期の時に、ある商品Aの売上が「150」で、3年後に「180」に増えたとします。それを円グラフで表現すると、下の図の青い部分(商品A)のようになりますよね?

    PowerPointプレゼン,グラフ,円グラフ,ポイント,わかりやすい,見せ方
    dummy
    神楽くん

    そうですね!きちんと数字は増えてますし、表現としておかしくないんじゃないですか?

    dummy
    トリジ先生

    そう、「数字」は確かに増えています。
    でも、青い部分(商品A)の「面積」はどうですか?

    PowerPointプレゼン,グラフ,円グラフ,ポイント,わかりやすい,見せ方
    dummy
    神楽くん

    …えっ?…あ!青い部分の面積は小さくなってる!

    dummy
    トリジ先生

    そう!数字は増えてるのに、面積は減っちゃってますよね。
    これだと、聴衆の皆さんはパッと見たときに「増えたのか、減ったのか」が一瞬で判断しづらいんです。

    なんでこういうことが起こるかというと、実は円グラフの「総量」が第10期と第13期で違うからです。

    単純に商品Aの数値だけが増えてて、他の色の商品数値が変わってなければ、青い面積も大きくなるんですが、3年間の間にもちろん他の商品の数字も動きます。つまり全体の総量が変わってしまう。そうすると、いくら数字が増えていたとしても、面積自体は小さくなってしまう、ということが起きます。

    こうなってしまうと、パッと見た感じ「逆に減っている」ようにも見えてしまうかもしれない。PowerPointを見ている聴衆の皆さんに誤解を与えてしまう可能性が高いです。

    dummy
    神楽くん

    な、なるほど( ゚д゚) これは気づいてませんでした。。

    東京,神楽坂,東京note,グルメ

    円グラフでは「比率」を表現しよう!

    意外とこれは気付きづらい点です。なので円グラフを使うときは、「量の増減」そのものを表すのではなく、「シェアなどの比率」を見せる時に使いましょう

    PowerPointプレゼン,グラフ,円グラフ,ポイント,わかりやすい,見せ方

    比率であれば、全体量が変わったとしても影響を受けません。あくまで「割合」を表現してますからね。なので円グラフで表現すれば適切な面積が表示されるようになります。

    dummy
    神楽くん

    確かに!比率を表す時なら、円グラフがうってつけですね!

     

    まとめ:グラフも適材適所で使い分けを!

    dummy
    トリジ先生

    たくさん種類のあるグラフも、それぞれ表す内容に「得意分野」があります。適材適所で様々なグラフは使い分けましょう。

    PowerPointでも色々とグラフは入れられますが、それぞれ使うべき場面と種類があります。つまり、「適材適所で使い分ける」というのがPowerPointのグラフではポイントです。ぜひこの辺りも注意しながら、PowerPoint作りもレベルアップしていきましょう!

    今回でグラフに関するお話は終了!次回からは「表」のわかりやすい・伝わりやすい見せ方を数回に分けてお伝えして行く予定です。お楽しみに〜٩( ‘ω’ )و

    ↓↓↓次回の記事はこちら↓↓↓

    PowerPoint,プレゼン,表,ポイント,わかりやすい,伝わりやすい,見せ方

    表の縞々配色はやめよう!パワーポイントで表をわかりやすく見せるための色使いルール

    2018.10.13
    dummy
    トリジ先生

    もし書籍で資料デザインを学ぶのであれば、以下の本は結構オススメです。“ノンデザイナー”であるビジネスマンの方向けにわかりやすく解説されていますよ。



    当ブログ「ビズデザ(旧「Are you Designer? No, I'm...」)の中の人が、ついにYouTubeチャンネル『ビズデザ』を開設し、パワポの作り方をはじめとしたデザインノウハウの共有を始めました!


    ◆YouTubeチャンネル『ビズデザ』

    ノンデザイナー・デザインビギナーである一般のビジネスパーソンの方々が、日頃のお仕事の中で使える『誰でも簡単にできるデザインのノウハウ・セオリー』を実例をたっぷり使いながら動画でわかりやすく解説!

    小難しい高度なデザインノウハウは一旦抜きにして、“最低限ここまで押さえておけばOK!”というようなデザインノウハウに絞ってお伝えしていますので、資料デザインなどにお困りの方は、ぜひ当チャンネルをご活用ください!(よろしければチャンネル登録もお願いいたします)


    Go to YouTube!!

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    ABOUTこの記事をかいた人

    1984年東京生まれ。 デザイナーであった親の影響もあり、学生時代からデザインに関心を持ち、デザインの中ですくすくと成長。大学卒業後は都内出版社に入社し、編集部で書籍やWebサービスの企画・編集・ディレクションを幅広く担当。その後経営企画部を経て独立し、株式会社トリッジを設立。 現在は、同社でWeb・グラフィックデザイン、メディア運営の事業を中心に展開しつつ、企業や個人向けにデザイン・資料作成の講師兼アドバイザーとしても活動。 “日本最大まなびのマーケット『ストアカ』”にて開催されているPowerPoint資料作成講座では、ストアカ全登録講師25,000人の中で2019年トップレビューを獲得(ユーザー平均満足度95%以上を現在進行形で獲得中)。著書に『ひと目で伝わるプレゼン資料の全知識』(株式会社インプレス、2020年3月発行)がある。 趣味は、美味しいものを食べて飲んでケラケラ笑うこと♪