ビジネスマンのための資料デザインの教室

4色目をどうしても使いたい!PowerPointの色使いで役立つ簡単配色テクニック!

2018/10/30
 
明度のグラデーション,PowerPoint,色,決め方
この記事を書いている人 - WRITER -
1984年東京生まれ。 デザイナーであった両親の影響もあり、学生時代からグラフィックデザイン・エディトリアルデザインの基礎〜実践的知識・スキルを習得。 大学卒業後、大手出版社に新卒で入社。3年間編集部にて単行本や継続出版物等の企画・編集業務を経験したのち、26歳で経営企画部に異動。その後7年間、経営計画・戦略の策定、市場・競合分析、収益予測等を担当し、企業経営全般に関する実践的知識・経験を蓄積。 編集者と経営企画スタッフという、世間一般的にも珍しい組み合わせの職歴・経験を積み、独自のスキル・思考フレームワークを確立。 2017年3月に出版社を退職。同7月に株式会社トリッジを設立。現在は、同社でWeb・グラフィックデザイン、メディア運営の事業を中心に展開しつつ、企業・個人向けにビジネス資料作成のアドバイザー・研修講師としても活動中。

 

当ブログでは、ビジネスシーンで作成する資料で“誰でも・手軽に使える”レイアウトノウハウ・テクニックをお伝えしています。

その中でも、プレゼンで使う『スライド資料(PowerPoint、Keynote)』の効果的かつ伝わりやすい見せ方・作り方のノウハウをシリーズでお話ししています!

今回もとっても役立つ&すぐに明日から使える“極意”になってますので、ぜひお付き合いください٩( ‘ω’ )و

今回は前回の続きで、PowerPointにおける「色使い・配色」についてのお話です。

突っ込み出すと非常に難しいカラーですが、PowerPointの資料を作る上で避けては通れないところですし、とっても大切な内容ですので、しっかり押さえておきましょう!

前回の記事と併せて読まないと理解できないところもありますので、まだ読んでない方はぜひ前回分もご一読ください↓↓↓

使うのは3色まで!伝わりやすいPowerPointの配色の原則がすごい!


 

 

おさらい:PowerPointで使う色は原則3色まで!

それではまず前回のおさらいからいきましょう。

前回の記事では、PowerPointに使う色の数についてお話しました。
人間の目は色がついたところに向かいやすいという特徴があるので、ごちゃつきを抑えて「伝えたい内容」を見落とされずにしっかりアピールするためにも、PowerPointで使う色は「3色に絞るべき」ということをお伝えしました。

そしてその3色も、①ベースカラー(文字に使う色)、②メインカラー(見出しや強調したいところに使う色)、③アクセントカラー(特に注目してもらいたい箇所に使う色。必殺技的)の3つの役割で使い分けをしましょう、ということでした。

ここまでが前回のおさらいです。

思い出せましたか?

はい!大丈夫です!

よろしい。

…。(また上から目線のやつ…(´-`).。oO)

彼は奇跡的に覚えていたようですが、やっぱり思い出せない!忘れちゃった!という方は、ぜひこちらを読んでから今回の内容に進んでくださいね!

使うのは3色まで!伝わりやすいPowerPointの配色の原則がすごい!

とにかくカラーもシンプルにすっきり見せて、聞き手の皆さんが理解しやすい配色を心掛けることが大切ということでした。

でも、中には「もっと色を使いたい!」という方もいらっしゃるかと思います。

はい!使いたいです!٩( ‘ω’ )و

正直でよろしいw

そんな時に最適なとっておきのテクニックがありますので、今回はそれをお伝えしたいと思います。

 

色を増やす場合は「明度」に注目!

さて、そのテクニックを語る上でキーワードになることがあります。
それが何かと言うと「明度」です。

明度って、何のことかわかりますか?

…えっ?め、明度ですか?…ははは、そりゃもう、知ってるも何も…ねぇ?
何というか…友達以上恋人未満というか、相対性理論以来の革新的考え方というか…(´∀`; )

ようするに、わからないということですね?

はい!ごめんなさい!教えてください(´∀`; )

PowerPointで「基本3色」以外の色も使いたい場合は、「明度」に注目すると良いので、これからまずそれを解説していきますね。

 

色の3属性

そもそもですが、どのような色も(白、黒、グレーを除く)3つの要素から成り立っているのをご存知ですか?
その要素というのが、これ↓↓↓

①色相:色味の違い。ざっくりと「赤」「黄色」「青」などの色の相違を表す。
②彩度:色の鮮やかさ。彩度が高いと鮮やかなハッキリとした色に、低いとくすんでグレーに近づいていく。
③明度:色の明るさ。明度が高いと明るく(白っぽく)、低いと暗く(黒っぽく)なる。
この3つの要素です。この3つを「色の三属性」といいます。
あ!これ昔美術の授業で習った気がします!

そう、おそらく皆さん学生時代に一度は聞いたことあると思います。
覚えているかは別としてwww

ただこの3属性については、これ以上深く知っておく必要はありません。

以前もお話しした通り、色は突っ込み出すと非常に難しいので、一般的なビジネスマンの方なら「何となくこんなのあったなぁ」くらいでOK!
色の深い知識や超高度な使い方はプロのデザイナーさんに任せましょうww

とにかく色というのは、この3属性で成り立っているわけです。
その中でPowerPointで「基本3色」以外の色を使いたい場合、前述のように「明度」に注目しましょう。

というのも、最初に絞った基本3色(ベースカラー、メインカラー、アクセントカラー)の「明度におけるグラデーション上の色を追加する」というのがベターだからです。

 

明度におけるグラデーション上の色を追加しよう!

すみません!言ってる意味が全くわかりません(´・Д・)」

ですよねww

例を使って見てみましょう。

例えばベースカラーを黒、メインカラーを青、アクセントカラーをオレンジにしたとします。
この場合、下の例のようなグラデーション上にある色であれば追加しても良いということです。

明度のグラデーション例

 

このグラデーションは明度、つまり色の明るさの違いで成り立っています

各色、右に行けば行くほど明るく(白っぽく)、左に行けば行くほど暗く(黒っぽく)なっていますね。

明度におけるグラデーション上の色であれば、元々は最初に選んだ基本3色がベースになっているので、色味自体は増えていません
そのためごちゃつかないし、しかもこういった色の変化も出せる。
元々の「PowerPointの色使いは3色まで!」という原則は守られているわけですね。

このように、「明度におけるグラデーション上の色」であれば、基本3色以外の色として追加してもOK!

 

明度の調整のやり方

実際にPowerPoint等で「明度のグラデーション上の色」を選ぶときのやり方としては、カラーパレットの「明度調整」のスライダーをいじるだけでOKです。

例えば、青の「明度のグラデーション上の色」を選びたいときは、下図のスライダー部分を上下に動かします。

 

PowerPointで明度を調整する場合

 

ここを触るだけで良いので、とっても簡単ですよね!

 

明度以外の属性(色相、彩度)のグラデーション上の色じゃダメ?

1つ質問なんですが、明度以外の属性(色相、彩度)のグラデーション上の色を追加するのはダメなんですか?(´・Д・)」

お、君にしては良い質問ですね。

…えっ?あ、ありがとうございます(またやんわりディスられる悲劇(´-`).。oO)。

確かに気になるところかと思いますので、その点についてもお話ししておきましょう。

まず色相ですが、色相のグラデーション上の色は使っちゃダメです。

色相は色味そのものなので、これのグラデーション上の色というのは、基本3色とは別の色味になってしまいます

そうすると「基本3色」+「別の色味1色」となり、PowerPointがごちゃごちゃとしてきますので、色相のグラデーション上の色を追加するのはやめましょう。

色相のグラデーション

 

あと彩度のグラデーション上の色ですが、これは一応使ってもOKです。

彩度のグラデーションであれば、元々の基本3色がベースになる(=色味は増えない)ので、PowerPointのごちゃつきは避けられます。

彩度のグラデーション

ただ「一応」と言葉をつけたのには訳がありまして、彩度のグラデーション上の色というのは「鮮やかさが変化」しているので、結果的に追加する色が「くすんだ色」になることが多いんですよね。

そうすると、PowerPointの見栄えがキレイになりにくいので、あまりオススメはしていません。

そういった意味でも3属性の中では「明度のグラデーション上の色」を追加するのがベターというわけです。

 

まとめ:やっぱり「色味を増やさない」のが鉄則

以上が基本3色以外にもどうしても色を増やしたい場合のテクニックです。
ご参考になりましたでしょうか?

基本3色の「明度におけるグラデーション上の色」を追加する。
これを守っていけば、PowerPointの見やすさが損なわれず、ごちゃつきも避けられます。

ここまで読んでいただいてお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、結局のところ4色目以降を明度のグラデーションで追加するにしても、元々の基本3色をベースにした色を追加する形になるので、色味自体は増えてないんですよね。

やっぱり「使う色は3色に絞る」という原則がPowerPointの色使いにおいては全ての根底にある、と捉えていただければと思います。

それでは今回はここまで!
次回は気になる「基本3色の選び方」についてのお話です!お楽しみに~٩( ‘ω’ )و

 

あ、最後になりますが、職業柄よく「レイアウトで参考になる本を教えて欲しい!」と言われるのですが、私が昔からずっと参考にしているものの1つに「ノンデザイナーズ・デザインブック」という本があります。

PowerPoint含め、ビジネス資料のレイアウトテクニック・ノウハウなどについて、とてもわかりやすくまとめられています。

私がデザインを長く勉強してきた中で、学生時代から“バイブル”として何度も繰り返し読んできた本ですので、興味がありましたら一度読んでみるといいかもしれませんよ!↓↓↓

お値段も高くないですし、とっても参考になると思いますので(◯・∀・)人(・∀・○)イェーイ

 

あと、この本もビジネスマンさんにはとっても参考になりそうな良書でしたので、お時間あれば見てみてください(^^)

現在、当ブログでお伝えしている内容をベースにした「PowerPointの作成講座」をストアカにて開催しています!(講義形式)
我流で作ってしまいがちなPowerPointを「いかに見やすく・わかりやすく・伝わりやすく作るか」、その原則・ルールをロジカルにお伝えする講座です。
定員1〜2名という超少人数制で開講していますので、和やかな雰囲気で質問もしやすい(と言われるw)ですよo(^-^)o
また、受講者様が実際に作成したPowerPointの個別フォローもお受けしています。
ご興味ございましたら、ぜひよろしくお願いいたします!

この記事を書いている人 - WRITER -
1984年東京生まれ。 デザイナーであった両親の影響もあり、学生時代からグラフィックデザイン・エディトリアルデザインの基礎〜実践的知識・スキルを習得。 大学卒業後、大手出版社に新卒で入社。3年間編集部にて単行本や継続出版物等の企画・編集業務を経験したのち、26歳で経営企画部に異動。その後7年間、経営計画・戦略の策定、市場・競合分析、収益予測等を担当し、企業経営全般に関する実践的知識・経験を蓄積。 編集者と経営企画スタッフという、世間一般的にも珍しい組み合わせの職歴・経験を積み、独自のスキル・思考フレームワークを確立。 2017年3月に出版社を退職。同7月に株式会社トリッジを設立。現在は、同社でWeb・グラフィックデザイン、メディア運営の事業を中心に展開しつつ、企業・個人向けにビジネス資料作成のアドバイザー・研修講師としても活動中。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© Are you Designer ? No, I'm … , 2018 All Rights Reserved.