ビジネスマンのための資料デザインの教室

4色目をどうしても使いたい!パワポの色使いで役立つ簡単配色テクニック!

2019/04/12
 
明度のグラデーション,PowerPoint,色,決め方
この記事を書いている人 - WRITER -
1984年東京生まれ。 デザイナーであった親の影響もあり、学生時代からデザインに関心を持ち、デザインの中ですくすくと成長。大学卒業後は都内出版社に入社し、編集部で書籍やWebサービスの企画・編集・ディレクションを幅広く担当。その後経営企画部を経て独立し、株式会社トリッジを設立。 現在は、同社でWeb・グラフィックデザイン、メディア運営の事業を中心に展開しつつ、企業や個人向けにデザイン・資料作成の講師・アドバイザーとしても活動中。 趣味は、美味しいものを食べて飲んでケラケラ笑うこと♪

 

当ブログでは、ビジネスシーンで作成する資料で“誰でも・手軽に使える”レイアウトノウハウ・テクニックをお伝えしています。

その中でも、プレゼンで使う『スライド資料(PowerPoint、Keynote)』の効果的かつ伝わりやすい見せ方・作り方のノウハウをシリーズでお話ししています!

今回もとっても役立つ&すぐに明日から使える“極意”になってますので、ぜひお付き合いください٩( ‘ω’ )و

今回は前回の続きで、PowerPointにおける「色使い・配色」についてのお話です。

突っ込み出すと非常に難しいカラーですが、PowerPointの資料を作る上で避けては通れないところですし、とっても大切な内容ですので、しっかり押さえておきましょう。

前回の記事と併せて読まないと理解できないところもありますので、まだ読んでない方はぜひ前回分もご一読ください↓↓↓

PowerPoint,色,3色,選び方,決め方
当ブログでは、ビジネスシーンで作成する資料で“誰でも・手軽に使える”レイアウトノウハウ・テクニックをお伝えしています。 その中でも、プレゼンで使う『スライド資

 

 

おさらい:PowerPointで使う色は原則3色まで!

それではまず前回のおさらいからいきましょう。

前回の記事では、PowerPointに使う色の数についてお話しました。
人間の目は色がついたところに向かいやすいという特徴があるので、ごちゃつきを抑えて「伝えたい内容」を見落とされずにしっかりアピールするためにも、PowerPointで使う色は「3色に絞るべき」ということをお伝えしました。

そしてその3色も、①ベースカラー(文字に使う色)、②メインカラー(見出しや強調したいところに使う色)、③アクセントカラー(特に注目してもらいたい箇所に使う色。必殺技的)の3つの役割で使い分けをしましょう、ということでした。

ここまでが前回のおさらいです。
でも、中には「もっと色を使いたい!」という方もいらっしゃるかと思います。そんな時に最適なとっておきのテクニックがありますので、今回はそれをお伝えしたいと思います。

 

色を増やす場合は「明度」に注目!

dummy
トリジ先生

さて、そのテクニックを語る上でキーワードになることがあります。それが何かと言うと「明度」です。
明度って、何のことかわかりますか?

dummy
神楽くん

…えっ?め、明度ですか?…ははは、そりゃもう、知ってるも何も…ねぇ?
何というか…友達以上恋人未満というか、相対性理論以来の革新的考え方というか…(´∀`; )

dummy
トリジ先生

ようするに、わからないということでおーけー?

dummy
神楽くん

はい!ごめんなさい!教えてください(´∀`; )

dummy
トリジ先生

PowerPointで「基本3色」以外の色も使いたい場合は、「明度」に注目すると良いのですよ。これからポイントを見ていきましょう。

 

色の3属性

そもそも、どのような色も(白、黒、グレーを除く)3つの要素から成り立っているのをご存知ですか?
その要素というのが、これ↓↓↓

3つの要素
①色相:色味の違い。ざっくりと「赤」「黄色」「青」などの色の相違を表す。
②彩度:色の鮮やかさ。彩度が高いと鮮やかなハッキリとした色に、低いとくすんでグレーに近づいていく。
③明度:色の明るさ。明度が高いと明るく(白っぽく)、低いと暗く(黒っぽく)なる。
この3つの要素を「色の三属性」といいます。
dummy
神楽くん

あ!これ昔美術の授業で習った気がします!

そう、おそらく皆さん学生時代に一度は聞いたことあると思います。覚えているかは別としてwww
ただこの3属性については、これ以上深く知っておく必要はありません。

以前もお話しした通り、色は突っ込み出すと非常に難しいので、一般的なビジネスマンの方なら「何となくこんなのあったなぁ」くらいでOK!色の深い知識や超高度な使い方はプロのデザイナーさんに任せましょうww

とにかく色というのは、この3属性で成り立っています。
その中でPowerPointで「基本3色」以外の色を使いたい場合、前述のように「明度」に注目しましょう。

dummy
トリジ先生

というのも、色を追加したい場合は、最初に絞った基本3色(ベースカラー、メインカラー、アクセントカラー)の「明度におけるグラデーション上の色を追加する」というのがベターだからです。

明度におけるグラデーション上の色を追加しよう!

dummy
神楽くん

すみません!言ってる意味が全くわかりません(´・Д・)」

dummy
トリジ先生

ですよねww
下の例を使って見てみましょう。

例えばベースカラーを黒、メインカラーを青、アクセントカラーをオレンジにしたとします。
この場合、下の例のようなグラデーション上にある色であれば追加しても良いということです。

明度のグラデーション例

 

このグラデーションは明度、つまり色の明るさの違いで成り立っています

各色、右に行けば行くほど明るく(白っぽく)、左に行けば行くほど暗く(黒っぽく)なっていますね。

明度におけるグラデーション上の色であれば、元々は最初に選んだ基本3色がベースになっているので、色味自体は増えていません。そのためごちゃつかないし、しかもこういった色の変化も出せる。
元々の「PowerPointの色使いは3色まで!」という原則は守られているわけですね。

dummy
トリジ先生

このように、「明度におけるグラデーション上の色」であれば、基本3色以外の色として追加してもOKです!

 

明度の調整のやり方

実際にPowerPoint等で「明度のグラデーション上の色」を選ぶときのやり方としては、カラーパレットの「明度調整」のスライダーをいじるだけでOKです。

例えば、青の「明度のグラデーション上の色」を選びたいときは、下図のスライダー部分を上下に動かします。

 

PowerPointで明度を調整する場合

 

ここを触るだけで良いので、とっても簡単ですよね!

東京,神楽坂,東京note,グルメ

明度以外の属性(色相、彩度)のグラデーション上の色じゃダメ?

dummy
神楽くん

1つ質問なんですが、明度以外の属性(色相、彩度)のグラデーション上の色を追加するのはダメなんですか?(´・Д・)」

dummy
トリジ先生

お、君にしては良い質問ですね。

dummy
神楽くん

…えっ?あ、ありがとうございます(またやんわりディスられる悲劇(´-`).。oO)。

dummy
トリジ先生

確かに気になるところかと思いますので、その点についてもお話ししておきましょう。

 

色相のグラデーション上の色

まず色相ですが、色相のグラデーション上の色は使っちゃダメです。

色相は色味そのものなので、これのグラデーション上の色というのは、基本3色とは別の色味になってしまいます

そうすると「基本3色」+「別の色味1色」となり、PowerPointがごちゃごちゃとしてきますので、色相のグラデーション上の色を追加するのはやめましょう。

色相のグラデーション

 

彩度のグラデーション上の色

あと彩度のグラデーション上の色ですが、これは一応使ってもOKです。

彩度のグラデーションであれば、元々の基本3色がベースになる(=色味は増えない)ので、PowerPointのごちゃつきは避けられます。

彩度のグラデーション

ただ「一応」と言葉をつけたのには訳があって、彩度のグラデーション上の色というのは「鮮やかさが変化」しているので、結果的に追加する色が「くすんだ色」になることが多いんです。

そうすると、PowerPointの見栄えがキレイになりにくいので、あまりオススメはしていません。

そういった意味でも3属性の中では「明度のグラデーション上の色」を追加するのがベターというわけですね。

 

まとめ:やっぱり「色味を増やさない」のが鉄則

dummy
トリジ先生

どんな時もベースとなるのは基本3色。色味が増えてしまうのは避けましょう。

以上が基本3色以外にもどうしても色を増やしたい場合のテクニックです。ご参考になりましたでしょうか?

基本3色の「明度におけるグラデーション上の色」を追加する。これを守っていけば、PowerPointの見やすさが損なわれず、ごちゃつきも避けられます。

ここまで読んでいただいてお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、結局のところ4色目以降を明度のグラデーションで追加するにしても、元々の基本3色をベースにした色を追加する形になるので、色味自体は増えてないんですよね。

やっぱり「使う色は3色に絞る」という原則がPowerPointの色使いにおいては全ての根底にある、と捉えていただければと思います。

それでは今回はここまで!
次回は気になる「基本3色の選び方」についてのお話です!お楽しみに~٩( ‘ω’ )و

↓↓↓次回の記事はこちら↓↓↓

メインカラー,アクセントカラー,色使い,配色
当ブログでは、ビジネスシーンで作成する資料で“誰でも・手軽に使える”レイアウトノウハウ・テクニックをお伝えしています。 その中でも、プレゼンで使う『スライド資料(PowerP
dummy
トリジ先生

“ノンデザイナー”であるビジネスマンのためのデザイン・レイアウト本として、以下の本はおすすめです。


現在、当ブログでお伝えしている内容をベースにした「PowerPointの作成講座」をストアカにて開催しています!(ひたすら私がしゃべりまくる講義形式)
我流で作ってしまいがちなPowerPointを「いかに見やすく・わかりやすく・伝わりやすく作るか」、その原則・ルールをロジカルにお伝えする講座です。
少人数制で開講していますので、超具体的&つっこんだご相談・ご質問にもその場でお答えしています^^
また、受講者様が実際に作成したPowerPointの個別フォローも無料でお受けしています。
ご興味ございましたら、ぜひ上のボタンよりお申し込みください。よろしくお願いいたします!

この記事を書いている人 - WRITER -
1984年東京生まれ。 デザイナーであった親の影響もあり、学生時代からデザインに関心を持ち、デザインの中ですくすくと成長。大学卒業後は都内出版社に入社し、編集部で書籍やWebサービスの企画・編集・ディレクションを幅広く担当。その後経営企画部を経て独立し、株式会社トリッジを設立。 現在は、同社でWeb・グラフィックデザイン、メディア運営の事業を中心に展開しつつ、企業や個人向けにデザイン・資料作成の講師・アドバイザーとしても活動中。 趣味は、美味しいものを食べて飲んでケラケラ笑うこと♪

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© Are you Designer ? No, I'm … , 2018 All Rights Reserved.